ユダヤ人: 迫害・放浪・建国 (中公新書 30)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 120
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121000309

感想・レビュー・書評

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  • 海外の書棚にあった。そこは嘗て、イスラエルの少年と息子がビリヤードで対決した場所でもある。

  • 2011/4/29 My本棚のこれまでに登録していなかった本を登録。
    古い本、こだわりの本がある。
    TT用も 

  • 知りたかったこととはベクトルが違う本だったので、難しかったけど、ユダヤ人が近代に至るまで常に迫害されながら生き、そして世界中に影響を与える存在になっている現代。すごい民族(?)だ。

  • ややこしい。

  • どうして今現在でもイスラエルとパレスチナの
    争い合いは続いているのか…
    その答えはこの本の中にかかれています。
    何という悲しいボタンの掛け違えで。

    ユダヤ人の放浪、迫害、虐殺の
    痛ましい歴史が描かれています。
    ただし、メインは古代史のほうで
    近代の迫害にはあまり重きは置かれていません。
    ヒトラーのところが知りたかったのですが
    残念です。

    ただし、この世で一番解決が困難であろう
    民族問題の歴史を知ることが出来たのは
    有意に思えました。

  • (1979.02.13読了)(1977.11.07購入)
    副題「迫害・放浪・建国」
    *本の帯より*
    四千年のあいだ旧約聖書の精神に生きる〝選ばれた民〟の物語

    【目次】
    はじめに
    序 建国への道
    Ⅰ 放浪の民
    Ⅱ ユダヤ民族の成立
    Ⅲ イスラエル=ユダ王国の興亡
    Ⅳ 異民族の剣のもとに
    Ⅴ エルサレム悲歌
    Ⅵ 〝不死鳥〟の民
    主要参考文献

    ☆関連図書(既読)
    「創世記」旧約聖書、関根正雄訳、岩波文庫、1956.05.06
    「出エジプト記」旧約聖書、関根正雄訳、岩波文庫、1969.01.16
    「モーセ」浅野順一著、岩波新書、1977.12.20

  • 旧約聖書の時代からイスラエル独立迄のユダヤ人の歴史のおさらい。現代(といっても、この本自体かちょっと古いが)のイスラエルの風景を重ね、タイムトリップしながら、歴史を振り返る。ナチによるホロコーストにはあまり紙面を割いてはいないが、パリサイ人の由来やパレスチナ問題の発端などの、知っているようでよくわからない問題が少しはわかった気がした。

  • ローマに滅ぼされる前までのユダヤ史がよく分かる。文章も美しく読みやすい。歴史好きなら間違いなく面白いと思う。
    キリスト教との関係や、定住地を失ってからのことについては、あまり触れられていない。著者もヘブライ史の専門家ではないということで、それが読みやすさに繋がっている反面、基礎知識のある人には物足りないかもしれない。

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • ユダヤ人の成り立ちから、なぜ迫害を受けるのか、そこから不屈の精神で建国へ…詳しく載っていて、ためになりました。

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著者プロフィール

評論家。筑波大学名誉教授。1929年生。東京大学大学院文学研究科仏語仏文学専攻〔59年〕博士課程修了。94年没。大学院在学中から文芸評論家として活躍。58年には遠藤周作らと『批評』を創刊する。ナチズムに対する関心から、61年アイヒマン裁判傍聴のためイスラエルへ赴く。62年にはアルジェリア独立戦争に従軍取材。立教大学教授などを務めたのち、74年筑波大学教授。著書に『アルジェリア戦争従軍記』『死の日本文学史』『評伝アンドレ・マルロオ』『帝王後醍醐 「中世」の光と影』『三島由紀夫の世界』など。

「2018年 『新版 ナチズムとユダヤ人 アイヒマンの人間像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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