王室・貴族・大衆: ロイド・ジョージとハイ・ポリティックス (中公新書 1026)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121010261

作品紹介・あらすじ

20世紀初頭、エドワード朝英国に複雑な思惑が交錯していた。国際的つながりを離れ、改姓して英国化を進める王室。沈下する基盤に足をとられつつ、影響力の温存を図る貴族。勃興する産業・金融資本家と結んで支配権を狙うロイド・ジョージ。やがて土地貴族と新興財閥が結びついた単一の支配階級"U"が成立し、マス・インテリが台頭する。-スノッビズムを底流に、貴族支配から大衆社会への転換期のドラマをダイナミックに描く。

著者プロフィール

1944年生まれ。東京大学法学部政治学科卒業。東京都立大学教授を経て、現在、國學院大学教授。専攻は行政学、日英近代政治。著書に『英国貴族と近代』(東京大学出版会)、『貴族の風景』(平凡社)、『王室・貴族・大衆』(中公新書)、『江戸は夢か』(ちくま学芸文庫)、『ラスキとその仲間』(中公叢書)、『日本の近代13 官僚の風貌』(中央公論新社)、『丸山眞男』(ちくま新書)などがある。

「2012年 『読書三酔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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