保科正之: 徳川将軍家を支えた会津藩主 (中公新書 1227)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121012272

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  • 素晴らしい男。

  • 会津藩主といえば、松平容保が有名だが、その容保が、なぜあそこまで頑なに徳川家を支えようとしたのか、幕府の力が衰え時代が明らかに変わっていたなかで、なぜ愚直にも最後までふんばりつづけたのか、全ての源泉はこの1人の名君にあるわけで、幕末や維新のことに興味がある人は是非読んで欲しい一冊。

著者プロフィール

中村彰彦

1949年、栃木県栃木市生まれ。東北大学文学部卒業後、文藝春秋に勤務。87年に『明治新選組』で第10回エンタテインメント小説大賞を受賞。91年より執筆活動に専念し、93年に『五左衛門坂の敵討』で第1回中山義秀文学賞、94年に『二つの山河』で第111回直木賞、2005年に『落花は枝に還らずとも』で第24回新田次郎文学賞を受賞。また2015年には第4回歴史時代作家クラブ賞実績功労賞を受賞。小説に『鬼官兵衛烈風録』『名君の碑』『戦国はるかなれど』『疾風に折れぬ花あり』、評伝・歴史エッセイに『保科正之』『なぜ会津は希代の雄藩になったか』など多数。

「2020年 『その日なぜ信長は本能寺に泊まっていたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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