森林理想郷を求めて: 美しく小さなまちへ (中公新書 1284)

著者 :
  • 中央公論新社
4.00
  • (2)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 28
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121012845

作品紹介・あらすじ

5000年の都市文明の遷移を生態学的視点から捉え直し、新たな相としての定住スタイルを提唱する。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 学生時代

    もっと緑を

  • これを読むと「あ、やっぱり森っていいなぁ」と思う人が多いんじゃないかと思う。

    とはいえ歴史的に見ても、森と共存しようとした都市は森と共に必ず終焉を迎えていることを見ると、楽観視ばかりもしていられない。本書の事例のような、森林大国フィンランドのエスポーやハリメンナも人が増えすぎれば森は衰弱する。

    しかしその実現の一端を垣間見れるという意味では、本書のような理想郷を追求する価値はあるように思う。

  • 2冊

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1954年、兵庫県生まれ。姫路大学特任教授、国土資源総研所長。九州大学卒業後、農水省入省。農水省中部森林管理局長、東京財団上席研究員、青森大学教授を経て現職。博士(農学)。専門は辺境社会学。著書に『領土消失』(角川新書、共著)、『日本はすでに侵略されている』(新潮新書)、『日本、買います』(新潮社)ほか。

「2023年 『サイレント国土買収 再エネ礼賛の罠』 で使われていた紹介文から引用しています。」

平野秀樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×