- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121013682
作品紹介・あらすじ
多民族社会アメリカの中で「忘れられた」「見えない」マイノリティーと言われてきたアジア系アメリカ人。近年、彼らの活躍が、政治・経済・文化等の分野で目を引いている。アメリカ市民から難民まで、日系からインド系までと多面性をもつアジア系グループだが、異質性を抱えながらも共通項を確立しようと、新たな運動・研究が全米に波及している。ここには変わりゆくアメリカ、アジア、そして東と西の関係が集約して現われている。
感想・レビュー・書評
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ふむ
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一口にアジア系アメリカ人といっても駐在員から難民まで幅広く括られる。難民の中にはベトナム戦争で米国側についた結果国を追われた少数民族モン族などがいる。
そのためアジア系内部の貧富の差は大きく、教育レベルが二極化している。
そしてアジア系の流入は現在進行形で続いており、アメリカ産まれのアジア系アメリカ人はアジア系アメリカ人のイメージが塗り替えられることに神経を尖らせている。 -
配置場所:摂枚新書
請求記号:334.453||M
資料ID:59701370 -
当時の感覚を知るための資料として役に立った。
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最近のアメリカは「日系」「コリアン」というものではなく、「アジアンアメリカン」というエスニックアイデンティティが台頭しているらしい。が、この本はnewsの寄せ集めでしかない。アメリカでどんなアジアンが活躍しているのかを知るのにはいいと思う。