平家物語: あらすじで楽しむ源平の戦い (中公新書 1787)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121017871

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    『平家物語』を楽しむには、まず単純明快に全体像を掴み、あらすじを把握することが必要だ。
    物語の成立と受容の過程を理解するには、江戸文学や歌舞伎に与えた影響を見ていくことが有効だ。
    さらに歴史的事実との関係を見れば、なぜ平家は滅びなければならなかったかという大きな問いに、この物語がどのような答えを用意したかも見えてくる。
    今を生きる私たちに限りない力を与える古典文学の扉を、さあ開けよう。

    [ 目次 ]
    第1部 受験勉強的あらすじ暗記法(三つの反乱、三つの戦い 前半のあらすじ-三つの反乱 後半のあらすじ-三つの戦い)
    第2部 図式で覚える内容と構成(清盛対重盛、宗盛対知盛 重盛像の魅力 武器のない戦い ほか)

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著者プロフィール

1946年生。福岡教育大学名誉教授。博士(文学)。著書に『江戸の紀行文』(中公新書)、『平家物語』(同上)、『江戸の女、いまの女』(葦書房)、『動物登場』(弦書房)、『私のために戦うな』(同上)など。

「2013年 『女流文学の潮流』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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