数学する精神: 正しさの創造、美しさの発見 (中公新書 1912)
- 中央公論新社 (2007年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121019127
感想・レビュー・書評
-
二項定理をもとに数学の世界の深さを見せてくれる。また、数について「量」から「記号」への発展を教えてくれる。面白かった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ロフト行き
-
二項定理の奥深さを分かった。また、ドッペルゲンガーなども興味深く読んだ。
-
パスカルの三角形の話が印象に残った。何の関係もなさそうに見える現象の間に見える見事な対応関係に美しさがあり、それを見出す主体は人間なのだ。
-
二項定理は知っていたが、最後の倒錯した数の章で、ビックリ!これを学生時代に読んでいたら、数学に対する姿勢は絶対変わっていた。数学する精神とは秀逸なタイトルだなぁ。
-
現代の数学を歴史に沿いながら説明されている。
分かりやすい。 -
パスカルの三角形と二項展開は同じものである、という発想はなかなか気がつきにくいと思う。
でも、このような意表をつく組み合わせの見せ方は、数学ガールのほうがうまいな。 -
最初は「エッセイ的な感じだなあ」と思っていたら、いつの間にか二項定理、パスカルの三角形、そして自論(十進展開)へと進んでいくという恐るべき構成。素直に読んでいておもしろかったです。
-
2009-12-07 読了