世界史の叡智 悪役・名脇役篇 - 辣腕、無私、洞察力の51人に学ぶ (中公新書 2267)
- 中央公論新社 (2014年5月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121022677
作品紹介・あらすじ
近代中国で悪名高い政治家といえば、まず汪兆銘の名前が挙がる。だが今日「売国奴」と断罪されるこの指導者は、祖国を戦火から守るべく対日和平を模索した、筋金入りの愛国者でもあった。本書では史学の成果を生かしつつ、古今東西の事例を検証。時代の波に翻弄された悪役たちの横顔を紹介し、隠れた名脇役たちの活躍にも光を当てる。古代ペルシャの大王からイタリア映画全盛期の巨匠まで、バラエティに富んだ五一人の列伝。
感想・レビュー・書評
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2016佐藤優が選ぶ知的ビジネスパーソンのための中公新書・文庫フェアで気になった本。
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9月新着
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脇役が歴史を彩る。
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勉強になりました。
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いろいろ忘れていた人を思い出した。
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あたしの専門の中国史の登場人物が物足りなく感じるのは致し方ないですが、それ以外は面白く読めました。ですから、中国史の人物も専門外の人には面白く読めたのではないでしょうか? ほとんど知らない人も何人かいて、とても興味深かったです。惜しむらくは、新聞連載のため、時事的な枕がある場合、改めて書籍となって読んでみるとちょっとしらけてしまいますね。