女はすべからく結婚すべし (中公新書ラクレ 146)

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  • 中央公論新社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121501462

感想・レビュー・書評

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  • 刺激的なタイトルだったので手に取ってしまった。
    アメリカなどではカップルであることを強制されている、また、それはキリスト教を背景にしていてもともと無理なことを求められているというのが新鮮でした。
    それに対して日本は同性同士の方がなかがよい、本来はカップルであることは必要とされていないので、夫婦関係がうまくいっていなかったとしても問題がないというのはなるほどと思いました。
    しかし後半の見合い結婚のすすめや、一度目の見合いの相手が最良の相手などと言う話はやはり現在の女性の恋愛結婚願望からすると受け入れづらいと思います。
    そこのところを説得力ある文章でもう少し説明されていたらより面白いと感じました。

  • [ 内容 ]
    少子化時代の背景に女性の非婚化がある、といわれている。
    結婚のデメリットばかりが喧伝され、ひとつの潮流となっている今、本書はあえて「女は結婚すべし」とうち出す。

    [ 目次 ]
    第1章 結婚から女の人生がはじまる
    第2章 いい人がいたら結婚したい
    第3章 なぜ女性は結婚しなくなったのか
    第4章 恋愛って必要なの?
    第5章 バブルを忘れ、不倫しない
    第6章 早く結婚し、早く子どもを生む
    第7章 見合い結婚を見直す
    第8章 結婚するためには

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    [ 参考となる書評 ]

  • とりあえず買ってみました。
    結婚を意識して、というわけでもありませんが、結婚するとしないとではどう違いがあるのかを探ってみるうえでもいいかなと思いました。未読了。

著者プロフィール

島田裕巳(しまだ・ひろみ):1953年東京生まれ。宗教学者、作家。東京大学文学部宗教学宗教史学専修課程卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任し、現在は東京女子大学非常勤講師。現代における日本、世界の宗教現象を幅広くテーマとし、盛んに著述活動を行っている。 著書に、『日本人の神道』『神も仏も大好きな日本人』『京都がなぜいちばんなのか』(ちくま新書)『戦後日本の宗教史――天皇制・祖先崇拝・新宗教』(筑摩選書)『神社崩壊』(新潮新書)『宗教にはなぜ金が集まるのか』(祥伝社新書)『教養としての世界宗教史』(宝島社)『新宗教 戦後政争史』(朝日新書)等多数あり。

「2023年 『大還暦 人生に年齢の「壁」はない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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