すべては脳からはじまる (中公新書ラクレ 233)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121502339

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    お笑いブームから憲法、ウニの味からIT社会まで。
    世界に満ち溢れる多様な“クオリア”を愛でつつ、すべてを脳から見つめ、真の様相を明らかにする。
    ダイナミックな思考の光が漲る一冊。

    [ 目次 ]
    第1章 脳の中の「私」は宇宙よりも広い(笑いを支える安全基地 低俗にして高尚な「私」 ほか)
    第2章 他者と関わることではじめて得る自由と不自由(見える才能と見えない才能 脳にとっての「最大の報酬」 ほか)
    第3章 「日本」というシステムは思考の糧となるのか?(「脳化社会」の思わぬ弊害 数字過信の恐ろしさ ほか)
    第4章 そこに、多様性の海が開けている(正義の味方は、なぜ男なのか 「紫のふくさ」と「バンザイ!」 ほか)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 多く考えさせられた 生き方とか

  • いまや大人気の茂木先生です。社会の様々な事象に対するエッセイに、時折脳の働きをからめて、読みやすいです。「プロフェッショナル仕事の流儀」で様々な仕事のプロに会って、ますます興味の幅が広がっているように思えます。それにしても本を読んでいる時の脳はどう働いているのでしょうか?様々な感情を呼び起こし、時空を越えて広がっていったり深まっていったり、不思議です。

  • コラム的な本。
    1つ1つがもう少し長く、深ければより面白いと思う。

  • 【2007/2/3】
    ぼんやりとした思いや、まとまらない考えの輪郭をはっきりとさせてくれる茂木さんの言葉。
    なるほどノーベル賞に一番近い日本人と言われる人だわ!と
    仰ぎ見たくなるフレーズもあれば、
    割と普通の人なんだなぁと親近感を覚える場面も。
    平易な文章でわかりやすく書かれているので
    深く考えずにさらりと読めるのもいい点だと思う。

著者プロフィール

脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授。「クオリア」をキーワードに、脳と心の関係を探究しつづけている。1962年、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。
著書『脳と仮想』(新潮社、第4回小林秀雄賞受賞)『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房、第12回桑原武夫学芸賞受賞)『脳とクオリア』(日経サイエンス社)『脳内現象』(NHK出版)『感動する脳』(PHP研究所)『ひらめき脳』(新潮社)ほか多数。

「2013年 『おぎ・もぎ対談 「個」育て論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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