クール・ジャパンはなぜ嫌われるのか - 「熱狂」と「冷笑」を超えて (中公新書ラクレ 491)

著者 :
  • 中央公論新社
2.93
  • (1)
  • (2)
  • (8)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 90
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121504913

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 書名に惹かれて図書館で借りて読んだ。

    「官」=「権力」というイメージのある日本。
    だから、「官」につくことは、権力におもねったという構図になりやすい。

    政府がすすめる「クール・ジャパン計画」。

    賛成・批判の意見がある。

    本書は、「反発」「批判」「歴史・前史」「海外における実態」「政策」といった論で進む。

    項目だけ見るとよさそうだが、筆者がアニメの専門家だからか、そちらのことばかりで、アニメ文化に疎い自分には「?」だらけだった。

    筆者の言わんとしていることはわかるが、上記のことを差し引いても、本の内容としては冗長、散漫すぎると感じた。

    自国文化を推し進めている国の事例と比較して論じていれば、おもしろかった思う。

三原龍太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×