本をサクサク読む技術 - 長編小説から翻訳モノまで (中公新書ラクレ 535)

著者 :
  • 中央公論新社
3.30
  • (14)
  • (46)
  • (67)
  • (14)
  • (8)
本棚登録 : 510
感想 : 68
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121505354

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 技術は技ではなく楽にできる方法だ

  • 長編小説の読み方から難解な翻訳書・学術書の読み方まで、途中で挫折せずに楽しく本を読む技術を紹介した本。

    読書を続けるには、まず「楽しむ」こと。自分が読みやすいと思うものから読むこと。本の内容を全部暗記しようと思わないこと。そして、数をこなすこと。

  • 図書館でどんな内容かなーとザラザラーっと見て面白そうなところがあったらそこだけ読むもたいなことはたまにしていました。
    それも極論、読了として良いんだなあ……とすごい軽い気持ちで向き合えます。
    もう少ししっかり読みたい派なのでブクログにはそういった本は登録しないですが……。

  •  ある一冊を読んで「おもしろい」と思ったら、同じ分野の本を二冊でも三冊でも読みたくなるものです。そこから派生的に、新たな関心が生まれるかもしれません。それを複数の分野で行えば、読書量とその守備範囲は蜘蛛の巣のように広がっていきます。書棚はバラエティ豊かになるでしょう。
    (P.195)

  • ▫️ためになった部分引用
    ・全体のうち二三割でも読めば十分
    ・より多くの本に出会い、エッセンスだけを片っ端から吸収していく
    ・読書家と呼ばれる人ほど、読み通すことにこだわってない
    ・何かの学問分野に興味を持ったら、とりあえず図解を見ると良い
    ・何回な文章は、さきに「著者は何が好きで何が嫌いか」を見極める
    ・ほとんどの評論は、自分の感情や価値判断を正当化するために、複雑に書かれている
    ・レビューは最高点と最低点を除いて読むと正確な評価がわかりやすい

  • 本書に書いてある通り読んだ感想を誰かに伝えること(レビューなどでも)で知識は定着すると改めて思ったので感想をこれから書いていこう。かなり読みやすかったがまぁ内容はこの手の本はだいたい同じなように思う。図書館で借りず本を買うことは投資でありいっぱい汚して読むべきとか。
    自分の性格上厳しいが本の理解は2.3割で十分で、読み通すことにこだわらなくて良いということは意識していきたい。確かに無理やり読んで内容が頭に入ってなかったら意味無い。あとは著者のおすすめの本が結構な量紹介されていて良かった。ある程度定期的にこの手の本を読むことは読書欲が刺激されて良い。

  • 様々な分野の本についてテーマごとに紹介してありわかりやすかった。
    また、大事なところは太字となっているため読みやすかった。
    知らない分野も多いので色々な分野の本を読もうと思う。

  • いろいろなジャンルの本を幅広く紹介。科学、歴史小説は普段読まないので参考になった。それにしてもカラマーゾフ大好きすぎでしょうというくらい何回も出てくる。
    20分ずつ刻んで複数の本を平行読みというのは、さっそく実践しました。確かに集中力を持続できて、読むペースが上がりました。

  • 各レーベルの特徴が紹介されているのはうれしい

  • メディアにもよく登場する斎藤孝が、自身の経験を踏まえて色んなお勧めの本を紹介する一冊。

    「本は全部読まなくても良い」というのは読書家なら誰でも言うことだが、「家に蔵書千冊」は新書や文庫本だけならいざ知らず、ハードカバーのとなるとウサギ小屋の日本には適さないと感じた。

全68件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

齋藤孝の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×