安彦良和の戦争と平和-ガンダム、マンガ、日本 (中公新書ラクレ 646)
- 中央公論新社 (2019年2月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121506467
作品紹介・あらすじ
『機動戦士ガンダム』の生みの親の一人であり、『神武』『虹色のトロツキー』など重厚な作品群を世に問うてきた漫画家・安彦良和。『宮崎駿論』などで注目される気鋭な批評家が20時間のインタビューで聞き取った、作品の神髄と「ガンダム」への思いとは? 2019年は『機動戦士ガンダム』テレビ放送から40周年、安彦氏がライフワークとして書き上げた『機動戦士ガンダム THE ORIGEN』の映画シリーズがテレビ初放送という大注目の年。白熱討論を通して、「ガンダム」とマンガ作品の魅力、日本史、戦争、現代社会について語りつくす!
感想・レビュー・書評
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安彦さんは、漫画版機動戦士ガンダムTHE ORIGIN で初めて知った方であったが、色々な作品を描かれていた。それまでのご経験や知識などが、THE ORIGIN に活かされているのかなと感じました。。
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東2法経図・6F開架:B1/5A/646/K
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『機動戦士ガンダム』放送40周年。『宮崎駿論』の著者が白熱討論で聞き取った「ガンダム」の神髄と戦争・歴史マンガのメッセージ!
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漫画家としての安彦良和読本。ガンダム編と歴史物語編の二部構成。作品には、歴史への造詣と独自の史観もさることながら、根底には人間の性を見つめる視点があり、そもそも天才的なアニメーターとして名を成した人の、内面世界の幅広さを感じざるを得ない。文中インタビュアーがやや理屈に走るきらいはあったが、安彦氏の漫画の魅力を紹介し、読者を増やす企画ではあると思った。