私の食物誌 (中公文庫 よ 5-1)

著者 :
  • 中央公論新社
3.29
  • (2)
  • (0)
  • (12)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 41
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122001725

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 4/24 読了。
    「可愛い生き物は旨い」理論と「本当に旨い酒は水の味がする」で押し切る。絶対この人グルメレポートしたら下手なのに、なんでこんなに美味しそうなんだろう。吉田健一の文章は酔っ払ったときの楽しい気持ちだけを抽出したような心地にさせてくれる。

  • 食べ物の記録でありそれに対峙する人間の精神史でもあるが、一方では吉田健一のくねくね文体がどのように変化してきたかの文体史でもある。

  • 2009/1/27読了

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1950年生まれ
出生地 和歌山県東牟婁郡串本町大島
大阪芸術大学卒業
投稿詩誌等:大学同人誌「尖峰」「詩芸術」「PANDORA」
      わかやま詩人会議「青い風」

「2022年 『砂宇宙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

吉田健一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×