新選組の哲学 (中公文庫 M 313)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 87
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122013513

感想・レビュー・書評

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  • 新選組正統派?にはなんじゃこれ!だと思う。けど私は好きだ。一度読んでみてと進めたい。

  • タイトルに哲学と銘打ってはありますが
    哲学者である著者の新撰組への妄想が炸裂した
    同人小説というのが実際のトコロでしょうか。

    ユーモアも哲学的な要素もあり面白みはあるのですが、
    新撰組の読み物としては一風変わった作風だけに
    本格的なマニアの方は好みがわかれるかもしれません。

  • 哲学とタイトルにはあるけど、実際は小咄集って感じです。新選組好きな人には楽しめる一冊だと思う。なんとゆうか、言葉悪いかもしれませんが同人誌的な面白さだな、と。伊勢川老人が新選組が好きで好きでたまらないのがよく分かります。

    図書館で見かけて偶々読んだんですが絶版になってるんですね。昨今の日本史ブームを思えば復刊してもいいと思うなぁ。

  • 歴史に基づいたのでなく、小説に基づいた小説。激動というよりは小話のようなものがおおいので、まったりと読める。
    2010/8/2

  • 新選組隊士たちの日常。
    なんだか部室のノリで、ほのぼの♪
    斉藤さんと沖田さんには笑いました。

  •  作者の福田さんが連載にドラマの新選組血風録の事を書いたのがきっかけで知り合った、新選組好きな伊勢川さんと話した時の事をまとめた本です。これが面白いです。伊勢川さんは新選組の夢をよく見るそうで、その夢の中身もとても面白いというか興味深いというか。

     絶版になっており、復刊要望が一番高かった本だったと思います。夢の話かと思いきや、どうしてこういう行動をとっていたかが夢の話を交えて考察されてます。なるほどな~って思いつつ、噴出しそうな場面もたくさん。
     哲学っていうタイトルが難しそうと思うかもしれませんが、全然そんな事はありません。私は楽しく読めました。気がつけば読み終わってる程でした。

  • 新撰組の夢を見る現代のおじいさんが語るかたちで進みます。
    とにかく面白いです。こんな夢なら私もぜひ見たい。

  • なんだか地味に人気のある小説。ある種小咄的な話が多い新選組短編集です。エッセイ風なところもあります。

  • 是非とも復刊して欲しい本の一つ。
    哲学だなんて硬そーなタイトルに騙されてはいけません、笑えますよ本当に!
    30年も前に書かれたとは思えないほど、隊士達一人々がイキイキと書かれていて、まるで本当に彼らの日々のさもない会話を盗み聞きしてるみたいで楽しい、特に総司と斎藤さんの掛合いが堪りません。
    絶版扱いで、古本も結構高額になってしまっている本書ですが捜すと図書館にあったりしますので、新選組好きな方には是非読んで頂きたいです。<br>
    ※2006年9月に何時の間にか復刊していたそうなのですが、、2007年1月現在すでにamazonでは新中古のみの取り扱いになってしまって居る様です・・・ 涙

  • ん〜…嫌いな人はダメかも。。。
    老人の夢物語を小説として綴るという奇怪な作品。
    自分は同人のノリで楽しめましたが、万人ウケはしなさそうだなぁ…(汗)

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