盲目のピアニスト (中公文庫 A 217)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122015807

感想・レビュー・書評

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  • ※すみませんが最終話のトリック(?)ネタバレしてます



    図書館で適当に持ってきたんですが。
    昭和の作品なんですね。
    25歳で「オールドミス」
    30代か40代と思われる女性を「老事務員」
    …今発表したらすげー叩かれそう。

    書評などでは混同されているようですが
    ミステリじゃなくてサスペンスですね。
    推理する要素はないに等しい。
    どんでん返しがあるわけでもなく淡々と終わる。
    それにしてもそれならそれで、犯人は推理で導かれなくてもいいから早期に予想できてもらっちゃ困ります。
    登場してすぐに「あぁこいつが犯人なんだろうな」ってのばっかり…。

    最後の話なんてもう…
    「密室殺人だと思ったら隠し部屋がありました」なんて
    ミステリにしろサスペンスにしろナシでしょう。
    居合わせた一般人が隠し扉見つけて解決、とか
    現場で捜査してた警察は何やってたんだって話で。

  • 五つの短編が含まれている短編集。
    どの話もピリッとしていて面白いです。

  • 愛するあまり(えぐちゆう)

  • ミステリー短編集。全5話。

    ん〜。短編だからかな〜犯人がすぐにわかってしまうし、予想外の展開もなし。最後の「濡れていた紐」にいたっては、トリックが横暴過ぎたような・・・。

    あと、謎解きする女の人のキャラが薄くてイマイチ話に入り込めない。

    こういうのも短編だからしかたないっちゃ〜仕方ないのかも。長編の方がトリックも巧妙にできるし、キャラも際立たせたりするのも楽だろうから。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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