人間の大地 (中公文庫 い 34-15)

著者 :
  • 中央公論新社
3.55
  • (2)
  • (2)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 38
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (466ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122019300

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 少々古い本なので、今とは時代観が違う気もしたが、
    今、多くの場面でグローバルという言葉を多く聞く。
    しかし、私たちは世界の何を知っているというのだろう。

    現実というものを、新聞という窓を通してみている私たちは知るべきである。その窓の向こうを。
    インターネットで、多くの映像資料に出会うことはできるが、本当の声を聴くには、このような本を読むか、現地に行くしかないと思う。
    ただ何となく文字として知っている程度で、わかった気になってはいけない。そんな気がした。

  • 県図書

  • 私が中学生のときに読み、
    今日の活動に繋がる一冊。
    「飢える人がいるから」と食料を増産すると、
    逆に飢える人が増えるカラクリを教えてくれた本です。

    「飢餓は・・・みごとにつくられはじめたのである!
     飢餓難民と栄養極度失調児童計九億人の出てくる土台はみごとにつくられたのである!(135ページ)」

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1921-2017。評論家、エッセイスト、難民支援活動家。著書に、『聖書を旅する』(全10巻)、『お嬢さん放浪記』『こころの座標軸』など。難民支援活動の一環に〈犬養道子基金〉を創設した。

「2021年 『やさしい新約聖書物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

犬養道子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヴィクトール・E...
ヘルマン ヘッセ
サン=テグジュペ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×