- Amazon.co.jp ・マンガ (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122026377
感想・レビュー・書評
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あすなろ編 まんが狂の少年 驚くべき才能 古城公園の決心 反射幻燈機 フリダシからやり直し ふたりだけのまんが雑誌 肉筆回覧誌 第一番目の読者 革命的名作「新宝島」 巨漢激河大介のリアル・まんが 「ロスト・ワールド」 待ちのぞんだ二つの便り 手塚先生のはがき 「漫画少年」に投稿 わだかまり 今度会う時は、プロ 「ユートピア」 心から描きたいまんがを 連載「天使の玉ちゃん」 大旅行の計画
立志編 夢への旅立ち 神様の努力 徹夜 小さな拳銃王 手塚先生よりの手紙
まんが奥の細道詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
藤子不二雄氏A氏による自伝的マンガ。
世にでるまでに非常に多くの人のお世話になっています
http://life--design.com/book/2010/02/a.html -
漫画家を目指して上京し、仲間と出会い、
作品を生み出していく、藤子不二雄の奮闘記。
漫画家が集った、トキワ荘でのエピソードも。
猛烈なポジティブシンキング。
「がんばろう」、「うん、がんばろう」と、
はげましあえる仲間と、強力なライバル。
漫画の神さまでさえ、ボツの山。
打ち込める何かと、折れない心。
思わず椎名町界隈を自転車で巡礼。
怯みながらも、少しはあやかりたくて。
実際に手にしたのは、一九八六年発行、
中央公論社 『愛蔵版 まんが道』 全四巻。
辞書のように分厚い本を、一気に読了。 -
ひきしまる!
私も千ページ書かなくては!! -
名作マンガを、とうとう購入開始。
ゆっくり集めていきます。 -
藤子不二雄の自伝的漫画作品(作者は藤子不二雄Ⓐ:安孫子素雄)。
出会いは遅く、大学生の頃。何となく通った喫茶店(今でいう、まったり系カフェのはしり?)の本棚に鎮座していました。
小振りのホットドッグをかじりながら読みふけった懐かしき日々(お店の人は迷惑だったろうな)。
Ⓐ氏独特の画風。心象描写。どぎつい感じ。(タッチ・トーン・テクスチャー)が味わえます。
いつものセリフになりますが、ストロングな物語。 -
藤子不二雄の二人がいかにして漫画家としての道を歩んでいったかを、A氏が綴ったエッセイ的作品。この作品はトキワ荘に移り住んでから締切を破って干された後に再起を誓ってまた連載を勝ち取るまでで終わっているが、現在この続編として『愛...しりそめし頃に...』を執筆中のようだ。<br />主人公二人のFとAの名前がそれぞれ才野と満賀にわざわざ変えられているところから、多少のフィクションが混在していると思われる。<br /><br />正直に言ってしまえば、漫画作品としての演出の古さ(手描きのトーン、細かいコマ割、劇中劇をそのまま全部載せるなど)だとか、回想の妙な丁寧さ(もしかしたら連載中に中断が何度かあったのかもしれないので、そのせいか)は目に付く。だがそんなのは関係なくものすごく面白い。<br />「藤子不二雄という稀代の漫画家がいかに誕生したか」という偉人伝的な部分もさることながら、藤子不二雄の周囲の漫画家たちも後に漫画文化を創っていくメンバーのオンパレードで、その彼らの人間性や交流みたいなのを読むだけで、マンガファンとしては溢れる涎が止まらない状態である。<br />また、劇中の主人公満ん賀の全く偉ぶらない親しみの持てる人間性もその魅力のひとつ。意志の弱さを徹底的に描かれる満賀はあまりにも凡人で、非常に共感できる。そんな満賀とは対照的に、漫画の天才でかつ性格的にも出来た屈託の無い人間として描かれる才野との出会いによって、満賀は徐々に変わっていく。こうして凡人がいかに大成するかという一種のビルドゥングスロマンとしても読める。<br />白眉は講談社で連載を決めた帰り道、護国寺の階段を駆け上がって「うおーー」と喜びを発露するシーン。A氏は正直言ってストーリーテリングや発想の面では天才F氏に遠く及ばないが、天才ではないからこそ、人間描写はF氏よりも数段深みがある。<br /><br />とにかく『ドラえもん』を見たことがあるなら一度は読むべき漫画ファン必読書。
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テラさん、、、。
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なろうなろうあすなろう!
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これで、藤子F不二雄と藤子不二雄Aの違いが理解できました。