まんが道 (13) (中公文庫 コミック版 ふ 2-38)

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  • 中央公論新社 (1996年12月18日発売)
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122027732

感想・レビュー・書評

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  • 「漫画少年」の廃刊が、トキワ荘グループに与えた衝撃はいかほどだったのか。おそらく本巻ではその衝撃の度合いを測る事はできないだろう。なぜなら藤子不二雄はこの出来事ののちに頭角を表すからだ。それは石森章太郎や赤塚不二夫、つのだじろうから見た世界も同様であろうと思う。
    おそらく最も痛手だったのは初期「新漫画党」グループの寺田ヒロオ、永田竹丸、森安なおやではないか。ぼくは彼らの仕事をほとんど知らないが、「漫画少年」の自由な作風とコアな漫画ファンに支えられていたのではないかと思う。その牙城が崩れ、仕事を失っていく過程があったように思われる。

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