栄光のナポレオン: エロイカ (4) (中公文庫 コミック版 い 1-23)

著者 :
  • 中央公論新社 (1997年6月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122028883

感想・レビュー・書評

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  • ネタバレ イタリアからのパリ凱旋、イギリス攻略軍司令としてのエジプト侵攻。というように目まぐるしい。一方、王党派へのカウンタークーデターで政治面も混沌とする中、ジョセフィーヌの放蕩ぶりが一段と際立つ。展開は知らないが、危うい女帝たるを感じさせる雰囲気一杯。

  • ★1797年 28才
    10月18日 カンポ・フォルミオ条約(オーストリアとの和平条約)
    ★1798年 29才
    イギリス方面軍司令官に任命される
    04月12日 東洋方面軍(エジプト遠征軍)司令官に任命される
    05月19日 エジプト遠征に出発
    06月09日 マルタ島占領
    07月01日 アレキサンドリア近郊に上陸
    07月13日 シブラキットの戦い

  • この人物こそ本物の政治家。敵にまわすにせよ味方につけるにせよ扱いを間違えると命取りになる相手だ。
    これからのフランスの命運を握るのはたぶんこの男に違いない。

  • あらすじ

    パリに凱旋したナポレオン。その博識さに評判はうなぎ上り。ジョセフィーヌはナポレオンの家族に愛人の存在を知られ、あてこすりを言われたりする。

    ナポレオンの活躍、大衆の人気に危惧を抱くようになった政府総裁のバラス。厄介払いとして、ナポレオンをイギリス方面最高司令官に任命する。しかしイギリスはまともに戦って勝てる相手ではない。ナポレオンはイギリスの植民地インドとの交通を遮断し弱体化させるためにエジプトを占領すると主張し、受け入れられる。

    首尾良く、地中海でネルソンを翻弄し、アレクサンドリアからエジプトに上陸したナポレオン。カイロに向けて進軍を開始。しかしそれは今までにない熾烈な進軍となった。暑さ、水不足/食糧不足の上、カイロ入りを阻もうとするベドウィンの襲撃にしばしば悩まされる。

    それでもマケドニア王フィリポス2世が編み出した戦法を使い、シュブライスで騎兵集団に歩兵で対抗。その会戦では、ムーラッド率いるマムルーク族に勝利する。

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著者プロフィール

1947年12月18日大阪市生まれ。
東京教育大学(現・筑波大学)文学部哲学科在学中より漫画を描き始め、1972年から連載を始めた代表作『ベルサイユのばら』は空前のヒットを記録し、宝塚歌劇団の舞台でも上演されるなど、漫画の枠を超え幅広い層に永く愛される。
現在は活動の幅を広げ、劇画家、声楽家としても活躍の幅を広げている。

主な作品
『ベルサイユのばら』
『オルフェイスの窓』
『女帝エカテリーナ』
『天の涯まで-ポーランド秘話-』
『栄光のナポレオン-エロイカ-』
『おにいさまへ…』

「2013年 『聖徳太子(7) <完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池田理代子の作品

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