- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122029163
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
カフェはオーヴェルニュ人。
クレープとカキはブルターニュ人。
ブラッスリーはアルザス人。
が、パリにもたらした。ということ。 -
オーベルニュ、ブルターニュ、アルザスというフランスの地方に、パリのカフェの起源を探る、著者ならではのうんちくがたっぷりの興味深い本。おしゃれなパリのカフェ文化も、日々進化していく当時のパリという都会に、地方のエネルギーが注ぎ込まれた結果 花咲いたものといえる。雑多なものを受け入れる器としてのパリと、その器に自らのアイデンティティを盛り込んでいく地方からパリに来た人々が発した躍動感を感じることができる。非常に読みやすい。
-
内容もいいが挿絵の写真もいい
-
単行本「パリ物語 グルメの都市をつくった人々」の文庫版。
水運び屋から始まってカフェ経営へと業態を変えたオーベルニュ人、パリに生牡蠣とクレープをもたらしたブルターニュ人、ブラッスリーを始めたアルザス人。
パリに欠かせないカフェが、地方出身者たちによって築かれてきた歴史をたどった本。 -
歴史はこんなふうに楽しく知るのだろうな、と思いました。
私は今たまたまカフェやワイン、ビールに興味があって今回この本を手に取りました。それをきっかけにヨーロッパの風土や人々の気持ちを知ることができました。興味を持っているからこそ吸収しやすく、いろいろ考えやすく身に着きやすいのだと実感しました。
他にもいろんなことを通してその先にあるものを感じていきたいです。
-
おやつ度低め。カフェの成り立ち等に詳しくなります。ミナミにシャルボンってカフェがあるけど偶然じゃないんだろうなぁ。こちらはトーストを食べながら。
-
単行本「パリ物語 グルメの都市をつくった人々」の文庫版。水運び屋から始まって現在ではカフェの経営へと業態を変えた
オーベルニュ人、生牡蠣とクレープをもたらしたブルターニュ人、ブラッスリーを始めたアルザス人、パリに欠かせないカフェが、地方出身者たちによって築かれてきた歴史をたどった本。