エイズ犯罪血友病患者の悲劇 (中公文庫 さ 41-1)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122032149

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  • 4122032148 342p 1998・8・18 
    ◎自分の生涯をかけて薬害エイズ問題は追っていきたい。そのなかの一冊。被害者に落ち度がなく一方的に殺戮されていく理不尽な思い。また、それを支える家族や支援者のどこにもぶつけようのない理不尽な思い。理不尽な思いが言葉として表に出るとどれだけ重く尊いか。
    それに対し加害者側に当たる医療、官、メーカーのあまりにも無責任、身勝手な考えや行動は…、読んでいて歯痒い。
    △ページ数が限られているので広く浅くになりがち。必ず他の著者や書籍で対比したり補って読む方が内容は深く理解できる。

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著者プロフィール

ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局員、日本テレビ・ニュースキャスター等を経て、フリー・ジャーナリストとして活躍。『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(中公文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞、『日本の危機』(新潮文庫)を軸とする言論活動で菊池寛賞を受賞。2007年に国家基本問題研究所(国基研)を設立し理事長に就任。2010年、日本再生に向けた精力的な言論活動が高く評価され、正論大賞を受賞した。著書に『何があっても大丈夫』『日本の覚悟』『日本の試練』『日本の決断』『日本の敵』『日本の未来』『一刀両断』『問答無用』『言語道断』(新潮社)『論戦』シリーズ(ダイヤモンド社)『親中派の嘘』『赤い日本』(産経新聞出版)などがある。

「2022年 『わが国に迫る地政学的危機 憲法を今すぐ改正せよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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