異郷の煌姫 1 (中公文庫 か 68-5 デルフィニア戦記 第 2部)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122042162

作品紹介・あらすじ

デルフィニアの内乱に勝利し、ウォルは再び玉座に即いた。黄金の戦女神とたたえられたリィもまた王女の称号をもって白亜の宮殿に迎えられた。それから三年-平穏だった王都に暗雲が立ちこめる。リィをつけ狙う不気味な暗殺者。不可解な公爵家の挙兵。陰謀を察知したウォルの決断とは。

感想・レビュー・書評

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  • 流れで第二部に突入。第一部から数年後の話。
    魔女のおばば登場。

  • 王様になっても、姫になっても2人は2人
    忠義や仁義と思惑と。
    ごちゃごちゃしても最後は絶対うまく行くでしょ!と思って読んじゃう

  • 第Ⅱ部も引き続きおもしろい!
    3年経っているがみんなの相変わらずな感じにほっとした。
    やっぱり私はナシアスが好きです。
    魔法街やら何やら出てきて、ハリーポッターみたい!とか思ったけどそもそもリィが人間じゃないもんなあ。
    ウォルも次から次へと大変だよなー
    なんか色々とうまくいって、バルロもうまいことなったらいいなーと思う。(適当だな)

  • 異郷の煌姫

    190404読了。
    今年26冊目今月4冊目。
    #読了
    #茅田砂胡
    #デル戦
    #異郷の煌姫
    デル戦第2部。前巻から3年後。
    物語最初期に散りばめられた伏線が今後回収されそうだ。

    熟練の暗殺者とそれを自然体であしらうリィの構図が面白い。

    血脈のみを頼りにして、他の物差しを持たぬある貴族に対して、
    「つまり、馬鹿なんだな?」とリィ。
    痺れる。

  • 201711

  • ウォルが再び王様となってから三年。それぞれの手腕で一見何事もなく過ごしていたところ、バルロから叔父を討ちにいくという話が上がり、そこから不穏な動きが見え隠れし出す第2部はじまり。

  • デルフィニアの内乱に勝利し、ウォルは再び玉座に即いた。黄金の戦女神とたたえられたリィもまた王女の称号をもって白亜の宮殿に迎えられた。それから三年-。
    サヴォア一族の内紛、隣国タンガとパラストの蠢き、国王の愛妾など。デルフィニア戦記 第二部(全3冊)。

  •  最重要キャラクターの一人、シェラ登場の巻です。最初からほぼ完璧なリィやウォルと違って、シェラは心がみるみる成長していくので大好きです。
     リィとシェラの出会いは「王女グリンダ」にも書かれていましたが、あちらのシェラは慢心や女装男のいやらしさが見えてあまり好きになれなかったので、私はこちらの人形のようなシェラが好きです。リィとの出会いも過不足無くいい感じです。あちらのシェラは主役級だったので、シェラは脇役が似合うのかもしれませんね(笑)。
     これから大好きな展開がいろいろ待っているので、期待しつつ全巻再読していきます。

  • 一部から、三年後の物語です。
    一部の伏線があり、うーーん。こうきたか!と唸ってしまいました。

    後半に新たな展開があり、のんびり読むつもりが、夢中になって一気に読み終えました。
    二部の2 が楽しみです

  • 第1部、ウォルが王座を奪還した3年後の物語です。
    好きなキャラクターがいる物語は、本を手にするだけでわくわくします。

    相変わらず無敵な強さを誇るリィや、大らかなだけではなく王の器を感じさせるウォル、そして個性溢れる新キャラ、シェラ。
    誰もが魅力的で、まだまだ底が見えないからこそ、もっと深くこの世界に潜り込みたい気持ちが湧き上がります。現実逃避にぴったり。

    主人公最強系の物語というのは、読んでいて安心して読み進められるのが魅力・・・ですが、リィが無敵だと思っていてすらこの度は結構ハラハラしながら読みました。
    なにせ、摩訶不思議な魔法街なんていう場所も登場するし、人智を超えたものが普通に登場しちゃうこの世界は何が起こっても不思議じゃない。

    意味深な魔法使いの言葉も気になるし、今後謎が解き明かされるのを楽しみに、次の巻を読んでいきたいと思います。

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著者プロフィール

茅田砂胡
5月3日生まれ。牡牛座。デルフィニア戦記シリーズで小説デビューをはたす。
著書に「デルフィニア戦記」「スカーレット・ウィザード」「桐原家の人々」「王女グリンダ」「暁の天使たち」「クラッシュ・ブレイズ」「祝もものき事務所」「天使たちの課外活動」「トゥルークの海賊」「海賊と女王の航宙記」シリーズ(以上、中央公論新社刊)、「レディ・ガンナー」シリーズ(角川文庫)がある。

「2023年 『天使たちの課外活動10』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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