マンガギリシア神話 (6) (中公文庫 S 19-6 マンガギリシア神話 6)
- 中央公論新社 (2004年4月25日発売)
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感想 : 9件
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- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122043596
感想・レビュー・書評
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自分の思い通りにいかないことが起これば魔術を遣い人を殺めるのも平気なメディア。
えげつない遣り方には目を覆いたくなるが、どこか同情する気持ちもなくはない。
それが女の悲しい性なのでしょうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/771684 -
2014年11月20日読了。黄金の羊毛を求めるイアソンの航海譚と、彼の妻となった王女メデイアのエピソード。イアソンの航海の話はその豪華な参加者とともに記憶しているが、メデイアとイアソンのその後の話は認識が薄く新鮮に読むことができた。王位を得るために航海に出て目的を達成したはずが王位は他人に譲り、妻と息子と穏やかに暮らすつもりがその願いもかなわず・・・というイアソンの振幅の激しい人生には、冒険か安逸か・燃え上がる愛か穏やかな恋か、など考えさせられるものもある。メデイアは魔女だが、圧倒的な男性社会であった古代ギリシアに「女が取りうる最大の復讐」を見せつけた、と考えると、彼女を単なる悪女とは片付けられないのではないか。このシリーズ、解説も充実しており読み応えがある。
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えぐいねえ。
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