なんといふ空 (中公文庫 さ 50-1)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122043817

感想・レビュー・書評

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  • なんといふ空はなんといふ空ですよね。

  • 最相さんはエッセイ集のタイトルを山頭火の句からとることにしているのだとか。そのなかでも初のエッセイ集が本書。
    静かな身辺雑記が中心。心が敏感だった若い日々のことや友人や恩師との思い出深いやりとりなどしんみりと心が温かくなる話も多い。きっと最相さんはこんな具合に、人生のなかの小さな出来事に目を向けてくれる人なのだと思わせてくれる。特に、2編で話題になっている「大阪君」のエピソードが何とも温かく、そしてせつない。

  • 文章がとても好き。

  • FLYING POSTMAN109号(08年。紹介著書の中の1冊)

  • 2006/09/17

著者プロフィール

1963年、東京生まれの神戸育ち。関西学院大学法学部卒業。科学技術と人間の関係性、スポーツ、精神医療、信仰などをテーマに執筆活動を展開。著書に『絶対音感』(小学館ノンフィクション大賞)、『星新一 一〇〇一話をつくった人』(大佛次郎賞、講談社ノンフィクション賞ほか)、『青いバラ』『セラピスト』『れるられる』『ナグネ 中国朝鮮族の友と日本』『証し 日本のキリスト者』『中井久夫 人と仕事』ほか、エッセイ集に『なんといふ空』『最相葉月のさいとび』『最相葉月 仕事の手帳』など多数。ミシマ社では『辛口サイショーの人生案内』『辛口サイショーの人生案内DX』『未来への周遊券』(瀬名秀明との共著)『胎児のはなし』(増﨑英明との共著)を刊行。

「2024年 『母の最終講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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