海野十三敗戦日記 (中公文庫BIBLIO)

著者 : 海野十三

制作 : 橋本 哲男 

• 中央公論新社 (2005年7月26日発売)

感想・レビュー・書評

[秋月さんの感想 · 2017年10月17日]

海底軍艦等のＳＦ作家としても知られる作家の敗戦までと敗戦後の身辺雑記的日記。戦前で一般人よりも多く科学的知識をもつ人の感覚が、冷静に自分の言葉で語られており、今読んでも考えさせられる。

著者プロフィール

1897-1949。推理小説家。日本SFの草分け。主な作品に、「電気風呂の怪死事件」「深夜の市長」「赤外線男」「蠅男」「十八時の音楽浴」「地球盗難」「火星兵団」など。

「2018年 『海底大陸』 で使われていた紹介文から引用しています。」