孤狼: 刑事・鳴沢了 (中公文庫 と 25-4)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 1034
感想 : 73
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  • Amazon.co.jp ・本 (447ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122046085

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ4作目。今回の敵は警察内部にあり!刑事ものでこのテーマはやっぱりハマる!そして、今回の相棒は巨体で大食いの今。鳴沢さんからすると、絶対合わなさそう…でしたが…このコンビ、絶妙なバランスでいいですね。いろんな顔を併せ持つ今さん、お気に入りです。再登場の冴も魅力が増していたし、お父さんの一言メッセージもジワ〜っときました。シリーズを順番に読んできましたが、今回が一番おもしろかったです。

  • シリ-ズを全部読みたくなった。

  • 鳴沢と今のコンビがめちゃくちゃ良かった。
    物語最後の終わり方も実にスッキリでした。

  • 鳴沢さん四作目。前回よりは面白かった。なにより今までのお話に出てきた人たちがいっぱい出てきて、登場するたびににやけた。みんな良いキャラしてるなあとしみじみ。初登場の今さん。好きだわ…(笑)ほんと彼いいキャラしてる。鳴沢さんと良いコンビ!掛け合いが面白くてほんとにやけた。今さんまた出てこないかなあ。次出てくるときにはお坊さんになっちゃってるかなあ(笑)それにしても、今回も不器用・鳴沢了は健在で。早くお父さんのところ行ってあげればいいのに!なに意地になってんの!と思いながら読んでました。しかし優美とは続いてるのか…これは予想外だった。鳴沢さんのことだから、また今回も新しい女の子出てくるのかなーと軽い感じで思ってたんだけど、そうじゃないんだ…。優美とずっと付き合っていくんですか、鳴沢さん…。わたし前回も言ったけど、優美好きじゃないから嫌だ…。というわけで、今回も優美に嫉妬しながら、鳴沢さんかっこいいなあとしみじみ思うわたしなのでした。まる。…そうそう、お話はほんとに面白かった。え?なに?そういうこと…?って展開があって、続きが気になってさくさく読めた。早く制覇したいなあ!

  • シリーズ第4作。次作にあたる「帰郷」を先に読んでしまったため、大仕掛けの1つには早々に気づいてしまったが、十二分に楽しめた。

    鳴沢シリーズには珍しく、読後感が爽快なエンタテイメント(^-^)v

    新潟の元同僚や小野寺の再登場にニンマリ!な読者サービスに好感。

    横山さん、いい仕事しちゃって。
    「鳴沢了という人間は、ひとりじゃない」に目頭が熱くなったりして(笑)。


    ……しかし、「越境捜査」「レディジョーカー」と、最近読んだ数冊が、ことごとく警察組織の闇を描いた作品ばかり続き、少々食傷気味……。

    次は、気持ちの良い勧善懲悪が読みたいな。

    2011.12.09 了。

  • 2011/8/22購入。いい味出してる相棒、懐かしい人物が登場するなどこのシリーズでは一番気に入ってる。

  • 段々とシリーズとしての楽しみが増えてきた気がします。
    前回、前々回の人物が出てきちゃったり。

    前回は父親に電話をしたところで終わったけど今回はその続きから。

    今回の相棒はいい味出していて好きでした。
    空気を柔らかくしてくれる反面、が良かったです。
    いつものごとく犯人っていうかラストがなんとなく途中でわかっちゃったけどそれでも描写がとても繊細なので楽しめましたね。

  • 鳴沢了シリ-ズ4

  •  2009年58冊目。このシリーズは鳴沢の相棒が毎回変わるのは、面白いですね。

  • 面白かったです。堪能できました。シリーズ第4弾。新宿鮫の鮫島みたいになってきました。今回の相棒の今や冴は、今後も出てくるのかな?みんないい味出してます。鳴沢も相変わらず堅物だけどだんだん丸くなってきました。次作を早く読みたいです((o(^∇^)o))わくわく

著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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