少女Aの殺人 (中公文庫 い 74-8)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 96
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  • Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122053380

感想・レビュー・書評

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  • ラジオDJの方の、事件への熱の入れ方に少し違和感を覚え、どんな風にこの事件に絡んでくるのかな?とワクワクドキドキしながら読み進めました。
    あっという間に読み終えました!面白かったです。

  • 途中で結末に気付いてしまったのが残念。
    しかし面白かったので良いスピードで読めた。

    ちょっと切ない。でも、この先もずっと自分が犯した罪を背負って生きていくよりは1度精算出来て良かったのかな。

    諏訪の勘の良さや賢さを際立たせる為にか、相方刑事の浜野がちょっとアホすぎる感じがした。
    脇坂が未だに可南の事が好きで、彼女の行動に一喜一憂したり嫉妬したりしているのが子供っぽくて好きになれなかった。でも、彼だけは彼女をずっと待っているんじゃないかと思った。

  • 表紙に惹かれて買いました。少し前の作品だとは知らずに、読み進めていき、「ワープロ…。」となった時に時代を感じました…。

    少女Aの正体を知った時に、人生に絶望した後でも生きようとする人間の思想について考えました。

    自分よりも輝いて見える人に憧れ、同じ目線に立つことができるようになると、下に見てしまう。そんな少女A。地位や名声、過去に引き摺られて、振り回されて、
    捕まった時に、やっと少女Aが、そんな縛りから解放されたように感じました。

  • 進んでいく物語の時間軸と挿入されるTIPSのような話の時間軸が違っているというのが、面白い。同じ時間軸で考え読み進めていくが途中から内容が深まっていくにつれて、真相が明らかになっていき物語の見方、考え方が180°変わっていく。途中から空気だった脇坂くん、、。

  • 久しぶりに読んだ今邑さんの作品。やっぱ好きだなー


    「このままでは、養父を殺してしまうかもしれません」
    人気ラジオ番組に送られてきた相談は、養父から性的虐待を受けているという女子高生からのものだった。
    その学校に、同じような境遇の生徒は3人いることが分かった数日後そのうちの養父が殺害されてしまった。一見、単純な事件のように見えたが複雑に絡み合う人間関係があることが分かり…


    面白くてあっと言う間に読んでしまった。しかし、昔の時代設定からなのか、個人情報がだだ漏れ感が半端ない。今の時代にそんなことやったら、即刻クビだよ!みたいな。
    なぜかそんな下らないことを思ってしまった。


    2015.3.2 読了

  • 文字も少なく読みやすかった為久々に一気読み。

    正直オチは大分序盤に分かってしまいましたが、それでも面白かったです。

    欲を言えばあともう一歩欲しかったかな。

  • 新刊だと思って購入したら、新装版だと気付いた。

    続きが気になって本を読む手が止まらない。
    途中高杉いずみで決定じゃん?と思わせられてからの、ラジオパーソナリティの自作自演とは想像してなかった。
    途中たまにこんがらがったりもしたけど、読みやすいわりに読み応えもあって良かった◎

  • 新刊だと思ってたらそうじゃなかった。
    話は読みやすくて続き気になる感じで面白かった。

  • 本屋さんのオススメ棚にあったから新刊かと思いきや10年前でびっくり。
    養父を殺すか自殺するか思い詰めてる人がいてもどうにもならない世の中は10年経っても変わってません。
    もちろん人殺しは絶対よくないけど
    もうすこしどうにかならないかな。

    オチは途中からわかってくるけど
    サクサク読めました。

  • 防犯カメラも少なく、個人情報もダダ漏れの時代だからか、今より犯行が雑な印象。
    少女Aが誰か、という点は面白く読めた。

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