SRO (2) (中公文庫 と 26-10)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122054271

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  • シリーズ第二弾であります
    第一弾で見事に連続殺人鬼を逮捕
    無茶で違法な捜査を行った警視庁広域捜査専任特別捜査室の面々は・・・・・・

    結果・・以下の処分に

    有給扱いの謹慎・・・二名
    心の病で入院中・・・一名
    外出禁止の管内勤務・・・四名

    でもでも
    事件は彼らを放っておいてはくれません
    ってか
    彼らは事件を放っておかない!!!!!

    ある病院で末期の患者たちが本病とは違う原因で死亡している
    その病院には死を望む患者たちを神のもとへ送り届ける【死の天使】がいるという・・・・・・・・
    事実関係を調査するためにSROは警視庁内で捜査とは無縁の職・・経理畑のベテランである富田を潜入させる
    そして、彼に・・・・・・・魔の手が・・・・・・・

    次々に現れますね~
    『シリアル・キラー』
    今回も厄介な相手です
    外科医ですから
    ある意味、生死のスペシャリストですから

    作中でも本人たちが言っていますが
    ほんと二時間ドラマような展開であります

    今回はSROの描写は抑え気味
    舞台となる病院関係諸々のお話が中心で

    えーーーーー死んじゃったよ・・・・・・・・あっけない・・・・・
    てなシーンもありましたが

    ラストシーンは謹慎中の二人も復活して
    またもや

    ハリー・・・・それ携帯しちゃダメだって言われてるでしょ・・・・・・

    今回も楽しかったでーす!!!

    パート3は全員揃うかなぁ

  • 途中眠くなる

  •  清々しいまでに破天荒。
     いいじゃん、これくらい派手な刑事物があったって。
     

  • 1の方が

  • ハラハラドキドキの展開。最後、一気にたたみかけるように事件が動く。悔しい展開になってしまった部分もあるけど、次作も楽しみ^^

  • 二作目となり、非現実的な設定にも慣れてきたのか、前作よりスッと読めた。ただ、警察内部のドロドロした部分の描写は全く足りないし、SROメンバーの行動が「あぶない刑事」的なので、本格警察小説だと期待するとがっかりする。
    しかし、個人的には続編も読むつもりである。

  • 部内的に足を引っ張られるという状況も生じる中、各々の持ち味を活かして、長期に亘って恐ろしいことを繰り返していた容疑者を炙り出す物語…なかなか面白い!!

  • 病気を治す病院なのに、患者に向き合っている医者がシリアルキラーとは…怖っ!

  • 警察の小説にしては本当に有り得ない。ハチャメチャだ。

    拳銃を常に携帯し、すぐにぶっ放す刑事なんているわけない。

    FBI帰りの変わり者の天才なんているはずない。

    200人以上を殺し続けるシリアルキラーなんて今の日本じゃまず考えられない。

    でも爽快で面白い。
    これぞエンターテイメント!

  • テンポ良く読みやすい♪
    最後が少し呆気ない寛治はあるけど楽しめます。

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著者プロフィール

1961年北海道生まれ。98年に『修羅の跫』で第4回歴史群像大賞を受賞しデビュー。以降、時代小説や警察小説を中心に活躍。本書はドラマ化もされた「生活安全課0係」シリーズの主人公・小早川冬彦が、警視庁本庁から日本各地へ活躍の場を広げていくシリーズ第2弾。著書に「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」「スカーフェイス」「警視庁SM班」などのシリーズ他多数。

「2023年 『スカイフライヤーズ 警視庁ゼロ係 小早川冬彦Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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