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- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122054431
作品紹介・あらすじ
里見〓(とん)の真骨頂は短篇にある。『里見〓(とん)伝』を執筆し、その作品を愛してやまない小谷野敦が選んだ、中間小説的な、色気と俗気の匂い立つ短篇選集。
感想・レビュー・書評
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通俗味の強い昭和期の里見弴の作品を主に集めた短編集。若い頃の芸者遊びや吉原での遊蕩などといった実体験からの影響が強いであろうと想像される、男女の会話のエロチックな雰囲気を味わう。
若さの盛りを過ぎた肉体を抱えつつ、若い女性との会話を通じたエロスをどう構築するのか、ということについて学びました。というわけで、
ベストは「海の上」かな。いや、下らない話なんだけど。
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