日本文学史 - 近世篇三 (中公文庫 キ 3-17)

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122054875

作品紹介・あらすじ

上田秋成、曲亭馬琴、鶴屋南北、河竹黙阿弥-怪異の世界と歌舞伎の舞台に咲いた悪の華。

感想・レビュー・書評

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  • 「渦」を読んで、歌舞伎の名作者並木正三を知りたくて参考にしました。彼の登場で歌舞伎の脚本の水準が上がり、歌舞伎が復興したと紹介されています。さらに、19世紀に入って、鶴屋南北、河竹黙阿弥と巨人が登場します。エロティシズムとデカダンの極み南北の「桜姫東文章」はキーンさんも絶賛しています。実際の公演で是非見たい演目です。

  • 江戸時代の文学について,例えば俳諧がどのようにして栄えたかが一筋で示されている。

  • 上田秋成、戯作、十八・休世紀の歌舞伎、徳川後期の和歌、狂歌・川柳、漢詩文。

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著者プロフィール

1922年ニューヨーク生まれ。コロンビア大学名誉教授。日本文学研究者、文芸評論家。2011年3月の東日本大震災後に日本永住・日本国籍取得を決意し、翌年3月に日本国籍を取得。主な著書に『百代の過客』『日本文学の歴史』(全十八巻)『明治天皇』『正岡子規』『ドナルド・キーン著作集』(全十五巻)など。また、古典の『徒然草』や『奥の細道』、近松門左衛門から現代作家の三島由紀夫や安部公房などの著作まで英訳書も多数。

「2014年 『日本の俳句はなぜ世界文学なのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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