- Amazon.co.jp ・本 (482ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122055056
感想・レビュー・書評
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閉塞感漂う地方都市・汐灘の海岸で発見された女性の散弾銃による変死体。県警は自殺と結論づけたが、捜査一課・石神謙は他殺の線で捜査をつづける。一方、地元政界は、引退する大物代議士・剱持隆太郎の後継選びで混迷を深めていた。石神と剱持、まったく異なる人生を歩んだ、二人の運命が交錯する。
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ふむ
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ストーリーの大枠は途中で予想できちゃうけど、ラストシーンはなかなかカッコよかった。
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最初、政治の話がつまらなく、単純な警察小説読みたいなぁー、ってなってたけど、いつのまにか、ぐいぐい引き込まれた。
最後のどんでん返しが爽快だったよ! -
世襲政治家を素材に選民意識のもたらす傲慢さが、
しっくりくるという意味で結構好き。
因果応報的な構造もコンパクトにまとまっていてよい。
けど、以前にこの原作の2時間ドラマを見ていたため、
オチが分かってしまっており、
記憶の中のストーリーを確認しつつの読了になってしまった。
残念だ... こんなことあるんだな... -
地方都市で発見された散弾銃による自殺と見られた遺体。自殺か事件か追う刑事。その地方都市に尽くしてきた代議士の後継者争い。これはドラマ化、と思ったら2009年になってた。
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汐灘サーガ第二弾。
政治絡みの話。
政治の裏側とかを刑事物とうまく合わせてある感じ。
ただ、寂しさと哀しみが漂う。
2016.6.30 -
途中まであんまりだったけど、最後はよかったな。終わりよければすべてよし。