- Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122055070
感想・レビュー・書評
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切ないはなし。取り返しがつかないところまで いくまえに 本当に大切な人がだれなのか わかるといいんだけどね。
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テーマも斬新で登場人物も細やかに描かれ、いつもながらの丁寧な心理描写も見事で飽きる事無く一気に読めました。
明野さんの作品は読んでいる間、終始脳内映像で人物が動いています。
今回も主人公の美砂、そして美砂に関わる男性2人も絶えず脳内で動いていました。
一筋縄では行かないストーリー 本当に明野さんの作品は面白いです。 -
まあ普通かな。
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救われない話はわりと好きな方だが、これは凹む。ホラーじゃないのに、ゾクッとする感じ。
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世界が色を失ったとき、
死に時をきめた38歳女性の自滅ショーがはじまる。
"「愛している」と言い合うより、
誠実であるような気がした"
という台詞が、妙に刺さった。
後半の急展開、頼りなく崩れていく見せかけの日常
10ヶ月、3千万で何をするのか。
どう死んでいくのか。
生きていく環境において、
手放せないものは変化するのだろうか。
そんなことを考えた。
どう生きるかという本は多いが、
どう死にたいかという本はそこまで多くない。
もっと死に方について考えたくなる。
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唐突に臨界点を迎えた、人生に倦んだ三十八歳の美砂が、離婚し仕事も辞め、鬱病に気付かないまま十ヶ月後に自殺すること、それまでの間を可能な限り飾り立てることを決める。同じように絶望した男性や魅惑的な別の男性と関係を持つ中で自覚なく気力が回復するが、弄ばれ脅されることになる。滑らかな鬱描写に寄り添った。
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つーか、殺しちゃった後からパリに行って死ねば良かったんじゃないの⁇
ただのわけわからんおバカの話でした -
最後があっけない。思うとおりにはならない。不思議な展開