錦 (中公文庫 み 18-18)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 199
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (501ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122055582

感想・レビュー・書評

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  • そんなに数多く読んだわけではないが決して嫌いではない宮尾作品。
    しかし今回は、読後感が物足りない・・・。

    誰の視点なのか、何を描いているのか、時々少しだけ曖昧に感じてしまう。無論、人生や社会というのはそういうものなのだろうとは思うのだが(つまりは一人に焦点を当てるだけでは充足しないという意味で)、それにしても、魅力的な人、魅力的なモノ、という中ではもっと濃い描写が欲しかったというのが個人的な感想。

著者プロフィール

1926年高知県生まれ。『櫂』で太宰治賞、『寒椿』で女流文学賞、『一絃の琴』で直木賞、『序の舞』で吉川英治文学賞受賞。おもな著作に『陽暉楼』『錦』など。2014年没。

「2016年 『まるまる、フルーツ おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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