堂島物語 (5) 漆黒篇 (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122055995

感想・レビュー・書評

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  • 主人公が変わっていたのが少し残念だった。
    話は面白く楽しめたのだが、前回までの続きが読みたい気持ちが残った。
    この巻では、米相場の話よりも商売の話が描かれていて、それが良かった。

  • 評価は4.

    内容(BOOKデーターベース)
    かつて山代屋で丁稚頭を務めながらも、店の金を流用して行った「つめかへし」と呼ばれる米取引で莫大な借金を抱え、米商人となる道を閉ざされ酒に逃げた百助。そんな父に愛想をつかした息子の万吉も、いつしか米相場に魅せられていく。成功と破滅が紙一重で交錯する街・大坂堂島で、どん底から立身出世を目指す本格経済時代小説第五弾。

  • 父は百助、母はお新。
    最下層の裏店に住む万吉の夢は、父が果たせなかった米相場の世界でのし上がる事。
    西日本の米が集まり取引される堂島に夢を求める万吉の物語。

  • 物語の主人公が変わった。残り一冊でどの様な展開になるのか?

著者プロフィール

1961年北海道生まれ。98年に『修羅の跫』で第4回歴史群像大賞を受賞しデビュー。以降、時代小説や警察小説を中心に活躍。本書はドラマ化もされた「生活安全課0係」シリーズの主人公・小早川冬彦が、警視庁本庁から日本各地へ活躍の場を広げていくシリーズ第2弾。著書に「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」「スカーフェイス」「警視庁SM班」などのシリーズ他多数。

「2023年 『スカイフライヤーズ 警視庁ゼロ係 小早川冬彦Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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