- Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122058477
感想・レビュー・書評
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記録
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舞台となる館、登場人物の背景など私は好みだったしすごく読み進められる系だった。
根拠が弱かったり納得いかないところも結構あるけど、全体的にはまとまってて面白い。 -
とにかく読み易いし、私にとっては、絶妙なミステリ具合とストーリーで好印象。
今のところ、見立て殺人の中では一番かな -
最初はとっつきくかったけど、読み進めていくうちに引き込まれる。
恐怖感が丁度よかった。 -
4-
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一年前の事件と現在の事件があるため登場人物が多いうえ、名前にクセがあるので、読み慣れるまでが辛かった。
中盤から終盤にかけての怒涛の展開は読みごたえがあるが、予想の範囲を超えない程度。
館ものという印象はあまりない。 -
20191023
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館ものミステリ。ドイツ風の洋館で大昔に起きた事件と、一年前に起きた一族六人殺し、その真相を探るべく集まった一族の兄妹たち。謎めいた序章が読了後は終章に昇華する構成美が美しい。複雑な状況と登場人物の多さで情報過多なところがあるが、かなり読みやすい。推理の過程は鮮やかで、印象的。豊富に登場させた本格のガジェットの使い方がやや甘いのと、意味ありそうでいて放置したままの伏線や違和感が多いのが玉に瑕ではある。ロジカルな本格ものではないが、ストーリーの組み立て方や描写が非常にうまく飽きさせない面白さがある。