皇国の守護者5 - 英雄たるの代価 (中公文庫 さ 60-5)
- 中央公論新社 (2014年5月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122059573
作品紹介・あらすじ
敵国の美姫を手中にして凱旋した近衛少佐・新城直衛を、衆民は歓呼して迎えた。だが、その名声を喜ばぬ者たちの怨嗟は皇都の闇に広がり、おぞましき策謀が蠢き始める…。そのとき、つかの間の平穏を突き崩し、帝国軍の容赦なき冬季攻勢が発動!つくられた"英雄"新城は再び最前線へと赴くが!?書き下ろし短篇「島嶼防衛」を収録。
感想・レビュー・書評
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「英雄」として皇国の行く末を担わざるを得なくなる新城。
義兄の元を訪ね、その指揮権を(臨時に)継承することに。
新城が戦を率いる場面は多くありませんが、政治的な混乱部分が本書の大半でありながら、「つまらない」と感じさせない筆力です。
次巻は新城が「全軍」を指揮しての戦闘となりそうで、期待大です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ますます、新城直衛に引かれていきます。この巻のラストは喚起の雄叫びをあげたくなりました。
最高です。 -
シーリーズ9巻まで楽しく読めた。
4巻位までが一番好き。 -
自宅に戻り、2人の女性にはさまれる新城。
平和そうに見えつつ、水面下での味方同士の落とし合いみたいなものも垣間見えます。 -
読了日:2018/02/19
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今回は新城さんを取り巻く女性の話がメインか。
無防備な彼が見られるのはそこだけなのだろうな。
危うい。実に。 -
英雄たるの「代価」は、けっこう大変そうで。
お姫様とお気楽にウヒヒとはいかないようで。
んで、結局前線に戻る、と。
カキオロシも、ナカナカ。