闇の獄(上) (中公文庫 と 26-32)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 43
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122059634

作品紹介・あらすじ

大坂の街で仲間と共に盗賊稼業を営んでいた男・新之助。彼の役割は、持ち前の器量で女を誑かして得た情報を元に、押し込み強盗の段取りをつけること。だが、ある晩、仲間の裏切りが彼の人生を大きく変えてしまう。顔を裂かれ、光を失い、表社会で生きられない姿となった男に残された道は、按摩師をしながら殺し屋として生きることだけだった!

感想・レビュー・書評

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  • シンプルですぐ読めてました。登場人物もシンプルで明解。梅安みたいに一つの請負ごとに短編にできたかも…だが文庫上下巻のシンプルさの方が印象に残ると思う。

  • 感想は下巻に

  • 盗賊団で仲間の裏切で瀕死の重傷から暗殺団に救われ、座頭にされて暗殺団の一味となる。座頭市&必殺仕事人を足して割った様なストーリーで面白い。1巻は、殺し屋と成長して昔裏切られた盗賊団への復讐の予兆で終え2巻に続く。

  • 全二巻。
    盗賊の引き込みをしていた男が、
    裏切られて殺されかけ、
    盲目の殺し屋として再生する。
    って話。

    これシリーズ化するのかな。
    シリーズになるなら読みたい。
    これで完結ならうーんって感じ。

    座頭市と必殺仕事人が合体したような感じだけど、
    主人公は殺し屋になってから逆に真人間になっていき、
    そこの葛藤とか結構いい。
    表紙はあいかわらず中二くさいけど、
    中身は割と重厚感あるし。

    ただ、上で記した通り、
    シリーズ一作目なら結構期待だけど、
    これで終わりなら尻切れとんぼ。
    今後に期待。

  • 8

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著者プロフィール

1961年北海道生まれ。98年に『修羅の跫』で第4回歴史群像大賞を受賞しデビュー。以降、時代小説や警察小説を中心に活躍。本書はドラマ化もされた「生活安全課0係」シリーズの主人公・小早川冬彦が、警視庁本庁から日本各地へ活躍の場を広げていくシリーズ第2弾。著書に「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」「スカーフェイス」「警視庁SM班」などのシリーズ他多数。

「2023年 『スカイフライヤーズ 警視庁ゼロ係 小早川冬彦Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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