闇夜の鴉 (中公文庫 と 26-34)

著者 :
  • 中央公論新社
3.43
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本棚登録 : 29
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122061040

作品紹介・あらすじ

大坂の闇社会を仕切る山村検校の追っ手から逃れて十年-。江戸に行き着いた新一は、按摩の傍ら再び殺し屋稼業に手を染めていた。地獄と隣り合わせの日々を過ごす新一だったが、ある依頼をきっかけに、失われた人生を取り戻すため立ち上がることを決意する!暗黒時代小説の傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 上方から江戸へ逃れてきた盲目の殺し屋、座頭の新一。
    座頭市、必殺仕事人のオマージュかー。
    短編集に細々と色々な要素が詰め込まれているが...
    『軍配者』シリーズが面白かっただけに、もの足りなく感じる。
    スリリングさには今一つ欠け、メッセージ性にはやや足りず。
    本作は長編の続編らしいので、長編『闇の獄』も読んでみよう。

  • 73

  • 全1巻。
    「闇の獄」の続篇。

    うーん。
    シリーズ化するっぽいので評価は保留。
    今作に限って言うとあんまり。

    前作でシリーズ化に期待していたけど、
    前作で興味深かった主人公の葛藤とか、
    今後が気になる道連れキャラとか、
    あっさり切り捨てられててちょっとがっかり。
    前作はまだ光るものがあったけど、
    今作は凡作って印象。

    まあ、シリーズとしての出来に期待。

  • 大坂の追っ手を逃れてから十年――。新一は江戸で再び殺し屋稼業に手を染めていた。『闇の獄』に連なる暗黒時代小説シリーズ第二弾!〈解説〉末國善己

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著者プロフィール

1961年北海道生まれ。98年に『修羅の跫』で第4回歴史群像大賞を受賞しデビュー。以降、時代小説や警察小説を中心に活躍。本書はドラマ化もされた「生活安全課0係」シリーズの主人公・小早川冬彦が、警視庁本庁から日本各地へ活躍の場を広げていくシリーズ第2弾。著書に「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」「スカーフェイス」「警視庁SM班」などのシリーズ他多数。

「2023年 『スカイフライヤーズ 警視庁ゼロ係 小早川冬彦Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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