- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122061040
作品紹介・あらすじ
大坂の闇社会を仕切る山村検校の追っ手から逃れて十年-。江戸に行き着いた新一は、按摩の傍ら再び殺し屋稼業に手を染めていた。地獄と隣り合わせの日々を過ごす新一だったが、ある依頼をきっかけに、失われた人生を取り戻すため立ち上がることを決意する!暗黒時代小説の傑作。
感想・レビュー・書評
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上方から江戸へ逃れてきた盲目の殺し屋、座頭の新一。
座頭市、必殺仕事人のオマージュかー。
短編集に細々と色々な要素が詰め込まれているが...
『軍配者』シリーズが面白かっただけに、もの足りなく感じる。
スリリングさには今一つ欠け、メッセージ性にはやや足りず。
本作は長編の続編らしいので、長編『闇の獄』も読んでみよう。
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73
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全1巻。
「闇の獄」の続篇。
うーん。
シリーズ化するっぽいので評価は保留。
今作に限って言うとあんまり。
前作でシリーズ化に期待していたけど、
前作で興味深かった主人公の葛藤とか、
今後が気になる道連れキャラとか、
あっさり切り捨てられててちょっとがっかり。
前作はまだ光るものがあったけど、
今作は凡作って印象。
まあ、シリーズとしての出来に期待。 -
大坂の追っ手を逃れてから十年――。新一は江戸で再び殺し屋稼業に手を染めていた。『闇の獄』に連なる暗黒時代小説シリーズ第二弾!〈解説〉末國善己