- Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122063419
作品紹介・あらすじ
北海道・知床半島で行われていた自衛隊特戦群の訓練中、隊長がヒグマに襲われ死亡。その後、生還した隊員の一人が不審な自殺を遂げた。特戦群出身という異色の経歴を持つ警察官・朝倉は、極秘捜査のため離島勤務から召還される。かつて自身も経験した極限のサバイバル訓練で何が起きたのか。男たちの血と涙に秘められた真実に迫るシリーズ第2弾。
感想・レビュー・書評
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自衛隊出身の警察官、朝倉が活躍するオッドアイシリーズの二作目にあたる作品。
世界自然遺産にも登録されている、北海道の知床が舞台。今作も自衛隊絡みですが
ミリタリー色よりアドベンチャー色が強く感じられ、ワクワク楽しく読めました。
朝倉さん素敵です。モテないなんて言ってるけど、本人にその気がないだけだろうな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自衛隊の精鋭部隊が知床半島での訓練中、熊に襲われ隊長が死亡する事故が起きた。報告書に疑問を感じた警務隊・国松は朝倉に協力を要請する。離島の駐在所に左遷されていた朝倉は自衛隊に復帰。口を閉ざす当時のメンバーを連れ、同じルートを辿る。次々と判明する矛盾と、最終地点で発見した1発の銃弾の謎。隊員たちの職務への忠誠と絆の深さが、ただただやるせなかった。9年前の作品だが、今の日本を取り巻く情勢とマッチしていてリアルに感じた。朝倉さん、警視庁に復帰かと思ったら…もうそのまま自衛隊にいたら良かったんじゃ…
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不可解な事件がグアムで起こり、解決に連れ出される。
国境越えたりすると、どうでもいいプライドが
出てくるのだな、と。
いや、それは前回も思いましたけど。
舞台が国外にはなりましたが、場所があれなので
ぼんやりと想像。
真相に近づくにつれ、そうか、と。
柔軟な発想、というのは思っていても
出てこないものだと痛感しました。
しかし最後まで無茶をしてましたが
クレイジーと言われても納得です。 -
06月-08。3.0点。
オッドアイシリーズ、第二弾。
陸上自衛隊「特戦群」(特殊部隊)の訓練中、隊長がヒグマに襲われ、隊員の一人が後日自殺する。
離島の駐在所勤務の浅倉が、捜査のために駆り出される。
警察小説と言うよりは、自衛隊が色濃い。スピード感あり、結構面白い。 -
『偽証 - オッドアイ』/渡辺裕之
オッドアイシリーズ第二弾の本書は、捜査一課の刑事でありながら、経歴として、陸自の空挺団出身の朝倉が次に挑むのは・・・
北海道・知床半島で行われていた自衛隊特戦群の訓練中、隊長がヒグマに襲われ死亡。その後、生還した隊員の一人が不審な自殺を遂げた。
自衛隊特戦群という特異な中で、何が起きたのか?
雄大な自然の中、知床半島を舞台に朝倉が事件に挑む!! -
知床
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一作目は、その細部の表現がくどすぎる印象だったが(それがハードボイルドってもんなんだろうか)、今作はちょっと抑え気味?自分にはちょうど良いように感じる。
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サバイバル訓練中の死亡事故を調べるため、自衛隊特戦群出身の捜査官・朝倉は離島勤務から召還される。「傭兵代理店」の著者によるミリタリー警察小説、第2弾。