クランV - 警視庁渋谷南署巡査・足ヶ瀬直助の覚醒 (中公文庫 さ 65-9)
- 中央公論新社 (2017年7月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122064263
作品紹介・あらすじ
渋谷スクランブル交差点でのテロを防ぎ、事件に関わる警察官を大量検挙した「クラン」。しかし、全ての黒幕「神」の魔手は、ついに「クラン」のメンバーへ迫る。次々と消える仲間たち、敵に回る日本警察。絶体絶命の窮地の中、刑事たちに残された秘策とは。最終局面に向け、急加速する戦いを見逃すな。書き下ろしシリーズ第五弾。
感想・レビュー・書評
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沢村鐵『クランV - 警視庁渋谷南署巡査・足ヶ瀬直助の覚醒』中公文庫。
シリーズ第5弾。神の存在が警察組織を二分する。クランのメンバーは、内なる敵と神との過酷な闘いに身を投じるのだが…
次作で完結するようだが、一番気になるのは、神の正体。
時間を置いての刊行のためか、どうしても前作のストーリーの詳細が思い出せず、読むのに苦戦する。いつの間にか登場人物も増えており、キーマンも次々と代わっていくから、なお厄介だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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『クラン』も、いよいよ佳境ですか。今月は国内と海外の興味深い本がたくさん出たので、まだ積んでました。『SRO Ⅶ ブラックナイト』はここ最近...『クラン』も、いよいよ佳境ですか。今月は国内と海外の興味深い本がたくさん出たので、まだ積んでました。『SRO Ⅶ ブラックナイト』はここ最近では一番面白い作品でした。2017/07/23
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遂に次で完結。神が出てくるトンデモ話がギリギリのところで踏み止まっている感じかな。
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続けて読まないと興が冷めてしまうとか、前後の経緯がわからなくなる(読み手のみ?)とか、シリーズものは刊行に間が空くとそんな欠点がある。
シリーズものは、完結編の刊行を待ってから一挙に読むのも一興か。
最初警察小説かと思いきや、そのうち神とかが出てきてオカルトっぽくなったり、さらに登場人物も広がりを見せる半年ぶりのこのシリーズ、読むことに二の足を踏んでいた。
しかし、前巻までを反芻しながらなんとか読み進むと、クランのメンバーが次々と災危にあい、存続の危機に直面。そして、絶体絶命のこのピンチに、一発逆転の目途が立ったかの終盤、次回の完結編に期待しよう。 -
渋谷スクランブル交差点でのテロを防ぎ、事件に関わる警察官を大量検挙した「クラン」。しかし、全ての黒幕「神」の魔手は、ついに「クラン」のメンバーへ迫る。次々と消える仲間たち、敵に回る日本警察。絶体絶命の窮地の中、刑事たちに残された秘策とは。最終局面に向け、急加速する戦いを見逃すな。
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09月-01。3.0点。
クラン第五弾。「神」との戦いは佳境へ。罠にかけられ指名手配されるクランメンバー。また、メンバーへも次々と魔の手が。。
ここまで来たら全部読もう。一人称で語られるときに、誰?と思うシーンが多い。登場人物が増えてきて、戸惑うケースも。 -
警察閥の大量検挙に成功した「クラン」。だが「神」の魔手は密盟のトップ・千徳に襲いかかり――。迫り来るクライマックス、書き下ろしシリーズ第五弾。
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2018.3.15読了