洋菓子店アルセーヌII-裏稼業のあとは甘いデザートで (中公文庫 く 23-8)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 114
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122067981

作品紹介・あらすじ

美味しいケーキを売りながら、裏では怪盗業を営む異色の洋菓子店で働く陽咲。盗むのは不当に奪われた物だけど、違法行為には違いなく日々モヤモヤが募る。そんな中で初めてウエディングケーキの発注を受けたが、依頼を聞いたパティシエの大空に異変が。更にそれが裏家業にも致命的な影響を与えてしまい?

感想・レビュー・書評

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  • 1作目が意外と好きで、そういえば2作目もあったな~と思い出し、ふいに借りてみた。

    洋菓子店でありながら、怪盗業も営むという。
    だけど悪者から大事な物を取り戻すという一応正義かな?

    パティシエの大空とちょっと年上の陽咲の恋模様も良し。
    3作目はないのかな~

  • 1作目がかなり良く、2作目も読んだ。
    1作目に引き続き、個性豊かなアルセーヌの従業員達と、オーナーの求める「味」探しに励む一同。
    第2話の「縫いあわせのシフォンケーキ」がお気に入りだったが、最終話の終盤での、主人公の陽咲とオーナーの大空の恋愛が急展開するところで、不覚にもニヤニヤしてしまった。
    1作目、2作目通して、ハラハラドキドキするが、クスッと笑える場面も多く、最後は必ずハッピーエンドで、感動する話ばかりだったから、読んでて楽しかったし、早く続きが読みたいと思えた。
    個人的にかなりお気に入りの作品。
    1作目のプロローグの序盤で、寝取られた陽咲への別れ話から始まり、憂鬱なまま読み始めた作品が、まさかこんなにどハマりするとは。
    もっと読みたいとも思うが、この作品はここで終わるのがベストだと感じ、作者さんには感謝と尊敬しかない。

  • シリーズ2作目で完結って感じかな。まあ、この設定はこれくらいで終わらせた方がいいようには思う。この3作は、まあ悪くはなかった

  • 盗品から味を探すのに無理が出てきたような…。できたてミルフィーユ食べたい!

  • 美味しいケーキと怪盗業を営む異色の洋菓子店で働く陽咲。今回初めてウエディングケーキの発注を受けるが、店主・大空に異変が?

  • うわー!キュンキュンした!!キュンキュンしたー!!!心の栄養剤だ!あとケーキが食べたくなる!!!早く続きが読みたい!!!

  • このシリーズ、他の作品と違っていて、ちょっとした緊張感が面白い。おすすめです。

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著者プロフィール

九条菜月
八月一一日生まれ。『ヴェアヴォルフ オルデンベルク探偵事務所録』にて、第二回C★NOVELS大賞特別賞を受賞し、デビュー。
主な著書に「ゆら心霊相談所」「洋菓子店アルセーヌ」「私の彼は腐ってる」シリーズがある。

「2023年 『華国神記3 終わりし神の残影に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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