リデルハート-戦略家の生涯とリベラルな戦争観 (中公文庫 い 134-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122068674

作品紹介・あらすじ

平和を欲するなら戦争を理解せよ――「間接的アプローチ」「西側流の戦争方法」などの西側世界の戦略理論の礎を築いたリデルハートの生涯とその思想。二十世紀最大の戦略家、本邦初の評伝。

感想・レビュー・書評

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  • リデルハートの評伝と、戦略思想の解説、そして、「日本流の戦争方法」を考える時期に来ているのではないかという読者への問いかけ。
    リデルハートが、ビザンツ帝国流の戦争方法などから生み出した、現状維持国かつリベラル民主主義国家としてのイギリス流の戦争方法は、いまや日本も含めた西側流の戦争方法となっており、ここにリデルハートの戦略思想の重要性がある。

  • 平和を欲するなら戦争を理解せよ。「間接アプローチ戦略」「西側流の戦争方法」など戦略論の礎を築いた二十世紀最大の戦略家、初の評伝。

  • ちょっと専門的すぎたので、通読は苦しかった。

  • バジル・リデルハートの評伝(2020/04/25発行、1320E)

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著者プロフィール

防衛省防衛研究所戦史研究センター国際紛争史研究室長、拓殖大学、放送大学非常勤講師、「歴史と戦争研究会」代表。
獨協大学卒、ロンドン大学SOAS及び同大学キングスカレッジ大学院修士課程修了、オックスフォード大学大学院研究科修了。ロンドン大学キングスカレッジ名誉客員研究員、英国王立統合軍防衛安保問題研究所(RUSI)研究員を歴任。
業績:『リデルハートとリベラルな戦争観』中央公論新社、2008年(単著)、『クラウゼヴィッツと「戦争論」』彩流社、2008年(共編著)、『名著で学ぶ戦争論』日本経済新聞出版社、2009年(編著)、『戦略原論──軍事と平和のグランド・ストラテジー』日本経済新聞出版社、2010年(共編著)、Conflicting Currents: Japan and the United States in the Pacific (Santa Barbara, Calif: Praeger, 2010)(共編著)、クレフェルト『戦争文化論』上下巻、原書房、2010年(監訳)ほか。

「2011年 『ドイツ史と戦争 「軍事史」と「戦争史」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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