- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122070042
作品紹介・あらすじ
定説は覆されるのか? 真犯人の驚きの動機とは?
幕末の江戸で、京で、多くの命が刺客によって闇に葬られた。暗殺――。彼らはなぜ殺されなければならなかったのか。血塗られた歴史の暗がりに、7人の作家が、想像力と推理と筆で光を当てる。実力派たちが江戸末期の政局の暗部に斬り込んだ、大好評オリジナル競作アンソロジー、待望の文庫化!
谷津矢車×桜田門外の変◆「竹とんぼの群青」
早見俊×塙忠宝暗殺◆「刺客 伊藤博文」
新美健×清河八郎暗殺◆「欺きの士道」
鈴木英治×佐久間象山暗殺◆「血腥き風」
誉田龍一×坂本龍馬暗殺◆「天が遣わせし男」
秋山香乃×油小路の変◆「裏切り者」
神家正成×孝明天皇毒殺◆「明治の石」
感想・レビュー・書評
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一編一編すごく迫力があって、面白い物語ばかりでした。歴史に詳しくなくてもイケると思います。
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幕末の江戸や京で多くの命が闇に葬られた。暗殺――。彼らはなぜ殺されたのか。実力派によるオリジナル競作アンソロジー、待望の文庫化!〈解説〉末國善己
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非常に面白かったと思う。
私の好きな歴史小説短編集の一つ、この本と同様の題材を扱った司馬遼太郎の『幕末』があるが、それに次ぐ面白さだった。
油小路の変を描いた『裏切り者』が読み物として、秀逸と感じた。 -
7人の実力は歴史作家が幕末史の暗部に迫る!
定説は覆されるのか?真犯人は?驚きの動機は?・・・。今、こんな競作アンソロジーが楽しい。