味な旅 舌の旅-新版 (中公文庫 う 1-4)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122071759

作品紹介・あらすじ

芥川賞作家にして、官能小説の巨匠。唯一無二の作家・宇能鴻一郎が、各地の美味・珍味を堪能しながら列島を縦断。喰いつき、口中にふくみ、すすりこみ、飲み下す……食も官能も生命力の源。貪婪な食欲と精緻な舌で味わいつくす、滋味豊かな日本味覚風土記。新たにエッセイ「男のなかの男は料理が上手」を収録。〈巻末対談〉近藤サト・宇能鴻一郎

感想・レビュー・書評

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  • わたしは甘党で下戸で偏食であり、宇能先生とは正反対の嗜好の持ち主なのだが、先生の文章力のせいで、紹介されている食べ物のいくつかは食べてみたくなったなあ。

  • 芥川賞作家にして官能小説の巨匠。唯一無二の作家が、日本各地の美味佳肴を求めて列島を縦断。貪婪な食欲と精緻な舌で綴る味覚風土記〈巻末対談〉近藤サト

  • 学生(らいすた)ミニコメント
    見知らぬ場所で、見知らぬ文化に触れて、そして食べまくる!旅は食で豊かになるとわかるエッセイ。

    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/658258

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000057465

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著者プロフィール

宇能鴻一郎(うの こういちろう)
1934年、北海道札幌市生まれ。本名鵜野広澄。家族4人で、東京、山口、福岡、満洲国(現中国東北部)撫順、長野県坂城と移り住み、満洲国奉天にて終戦を迎える。福岡県立修猷館高校から東京大学教養学部文科二類に入学。修士課程在学中の1961年、仲間たちと創刊した同人誌『螺旋』掲載の「光りの飢え」が『文學界』に転載され、これが芥川賞候補となる。次作の「鯨神」が翌年1月に芥川賞を受賞。以後おもに性を主題として新しい文学を切り開くが、文壇では正当に評価されず、1971年から徐々に女性告白体の官能小説に軸足を移した。歴史小説、ハードボイルド、推理小説でも独自の世界を築いている。
 主な著書に『密戯・不倫』『楽欲(ぎょうよく)』『痺楽』『肉の壁』『黄金姦鬼』『お菓子の家の魔女』『切腹願望』『金髪』『斬殺集団』などがある。

「2022年 『甘美な牢獄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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