勝利への誘い (C・NovelsFantasia か 1-15 デルフィニア戦記 15)
- 中央公論新社 (1998年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125005164
感想・レビュー・書評
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[江東区図書館]
デルフィニア戦記15巻。
読んだのは遠い昔。デルフィニアで知った作者、続けてスカーレット・ウィザードも読んだはず。図書館でふと田中芳樹(銀英伝)のシリーズが並べられているのを見たらその手のライトノベルが懐かしくなって、当時好きだった菊池秀幸と茅田砂胡を探してしまった。
好きと言いつつ記憶力のない自分に感謝。
大分ストーリーやラストの記憶が欠けていたスカーレットと違って、流石に何回も読み返したこちらのシリーズは割と細かいところまで覚えている、というか読んでもそうそう、と思い出せた。
★デルフィニア戦記(王女グリンダ)⇒スカーレット・ウィザード⇒暁の天使たち⇒クラッシュ・ブレイズ⇒天使たちの課外活動⇒トゥルークの海賊⇒海賊と女王の航宙記
★桐原家~、もものき~詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
デルフィニア戦記15
リィの負傷で騒然とするデルフィニアを、ここぞとばかりに攻める国々。
かつてないほどの苦戦を強いられるデルフィニアの秘策とは。
戦いの最中でも、ウォルはやっぱり王様らしくない王様で、リィもやっぱり王妃様らしくない王妃様で。
二人が二人らしくいることが素敵だなぁと改めて実感。
イヴン大活躍の巻でした。 -
勝利への誘い読了。はー!久しぶりにスカッとする怒涛の合戦劇でした!シャーミアンもまとまり、スケニアをめぐる海戦の結末もコーラル奪回戦くらいおもしろかった!しかし文章の節々が不穏で…楽しませてくれるじゃないの…あと三巻か~さみしい
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どうみてもイヴンが主役。大活躍してます。
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「勝利への誘い デルフィニア戦記15」茅田砂胡
大長編ファンタジーシリーズ。
@電子書籍 24 冊目。
デルフィニアをめぐる情勢が一気に激しくなり、いたるところから攻め込まれる危機を、
イヴンはじめ人脈の流れが戦況を変えていく。何巻かぶりに手に汗握る戦記ものです(笑) (5) -
イヴンの活躍から目が離せない。
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トレニア湾にスケニアの大艦隊、国境にはタンガ軍2万集結、ビルグナ砦陥落――!王妃の矢傷も癒えぬうちにデルフィニアの包囲網は厚く強固に完成されつつあり、獅子王ウォルは防戦一方に――。この危機に黒衣の独騎長は飄然と形勢逆転の「切り札」を担ぎ出すべく単身大海に乗り出すのだった。
(感想)
とにかくイヴンが大活躍の一冊。元海賊が住むキルサンタスの総督カルロスを説得して仲間に引き入れ、その後、タウに戻ってスケニアの先住民族と戦う。そのうちの一人の捕虜を救ったことから、彼らとの和睦の席で、先住民族がスケニアに協力している理由をききだす。そしてその過程がどうにも怪しいと思ったイヴンは、その場でプロポーズをして妻となったシャーミアンを捕虜に残し、スケニアが先住民族を動かす理由となった「恩義」の真実を見極めに。結局のところ、これは嘘だとばれて、先住民族は一転して、友人の息子、そして今では彼らにとっての恩人でもあるイヴンと共にスケニアの大艦隊をあっさりと沈めます。もちろん王妃もしっかり活躍しています。サンセベリアの王妃を誘拐して、王に同盟の履行を脅迫し、パラストを叩かせます。そしてイヴンたちと合流し、海の上でも戦女神は健在だと証明しました。巻の終わりではシャーミアンとイヴンの結婚式に国王とリィはこっそり参加して、イヴンに怒られていますが…。 -
このタイトルのおかげで、まったく心配せずに読み進めてしまった(笑)
いや、デルフィニアに王と王妃がいて負けるわけがない!んだが(笑)
挿絵の威力を実感した巻。
スケニアの男たちのイメージはバイキングではあったが、樽のような胸、丸太のような腕と書かれても、うまくイメージ出来ていなかった。
イヴンと彼の対決シーンときたら!
あの体格差、大人と子供、雲つく巨人とはよく書かれたもの。
すっご……
イヴン大活躍が、すっごい嬉しかったー
お茶らけてるけど、繊細だし、いいやつだよなーおめでとう。 -
この人の話は簡単な言葉で判りやすく書かれているわりに、話自体は奥行きが深くて面白い。