巡歴者 (C・NovelsFantasia は 1-8 創世の契約 4)
- 中央公論新社 (2008年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125010328
作品紹介・あらすじ
傭兵王ライゲンベックが夢みた「人族と混血の国」は短期間で潰えた。しかし希望が残された。傭兵集団鋼の風の脱出劇がそれを証明する。領民たちに見送られ、再会を約したあの炎の列に篭められた願いが。ベルネは一時的に活動を停止した鋼の風から離れ、大山脈を目指す。旅先で出逢う懐かしいものたちと初めての顔。困難な旅を続けることによって、気づかずにはおれないこの世界の矛盾。龍族の狙いはどこにあるのか。
感想・レビュー・書評
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面白くなって来た…けど、冒頭のベッドシーンは必要だったのだろうか?
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人族、猫族、犬族、鳥族、それぞれの混血。
勢揃いした。
この本の始まりがあんなシーンだと思わなかった。
電車で読もうとしてびっくりして本を一度閉じてしまった。
前巻に引続きなので、意識がない時に回想するのが好きなのかな?? -
シリーズ第4弾『巡礼者:ゲイザーシャフト』。
人族と混血の国を認め、宗教的に改革を行おうとした教皇が龍族のたくらみ(?)で暗殺され、傭兵王が夢見た新しい国も短期間で潰えた。
ベルネ=レスティは暗殺された教皇の聖騎士団団長とともに、龍族の元へ新たな旅に出る。
猫らしくない元・騎士団長ブロンデルさん(←さん付けしたくなる人)のキャラが良い!隻腕&ストイックな男前(猫顔ですが)
それから犬・鳥…と旅の道連れが増えていき、懐かしい再会が2度も!!1巻読み直さなきゃ思い出せない人だよ、アレ。
異色・桃太郎一行を付けねらう黒い一団の正体も判明!
断章でだけ登場の傭兵王ライゲンベックは次巻で良いところを攫いそう…しょっぱなもすごいシーンだったけど。
今回は最終巻に向けての仲間集めと絆(きずな)の確認か?次巻に期待!
しかし、とにかく猫族がたくさんだったので、立ち上がって話して歩く我が家の飼い猫が想像されて、別の意味で面白かった…。