誰かのリビングデッド 1 (C・NovelsFantasia う 2-4)
- 中央公論新社 (2008年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125010359
作品紹介・あらすじ
パン屋の下働きとして平和に暮らしていたプラスは、ある日、畑で死体を掘り当ててしまう。「ええ、それはもう立派に死体をやらせていただいてます」と語り出した彼は魔法使いによって甦らされたリビングデッドのデルだった。自分を作り出した魔法使いを捜しているという彼の面倒を背負い込む羽目になった上、天敵と避け続けていたはずの少女ナムがやってきて魔法使い殺しを手伝えと言い-!?第3回C・NOVELS大賞特別賞受賞作家海原育人の新シリーズ、ここに参上。
感想・レビュー・書評
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リビングデッドが登場人物の中で一番人が良いのではなかろうか。主人公プラスもたいがい。明るいキャラクターばかり、暗そうにしていても無口なだけというのは、気分転換によい。
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下働きで働いている店の畑で、動く死体を1体発見。
そうして知り合った彼らを、店の常連である少女が
犯罪としか思えない事に引っ張り込んで。
話としては分かりやすいですし、読みやすかったです。
が、いかせん面倒事を押し付けてくる少女が…無理です。
こういう人種、叩き倒したくなります。
無関係の人間をたやすく巻き込む神経にいらっときます。
それを止めよう…と巻き込まれる事を承諾した主人公。
……まぁこっちもどうかと思いますが、人の話を聞かずに
『面倒』だけを押し付けてくる少女よりはましかと。
パン屋のオヤジは、そんな事だろうと思った、という感じですが
この先、この3人どうするのでしょう?
確実に、少女が後ろで文句ばっかり言う気がします。 -
勢いがあっていいけど、監督ってなんでそんな名前?家を失うのは急かな。
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全3巻揃ってます。
貸出可。
弟(弟子)大好きなお兄ちゃん(弟子)が素敵だ。 -
ゾンビと魔法使いの話。ラストが微妙。
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海原さん2シリーズ目です。
魔法使いが権力を握る世界。しょぼい魔法しか使えないお人好しプラスがある日発見した死体はリビングデッドのデル。彼は自分の主を探していた。そして見つからないなら(死体なのに)死のうと思っていた・・・。
デルのキャラが好きです。ホンワカ系で。
お話も会話のテンポが良くて面白かった。