空飛ぶ貧乏騎兵隊 (C・NovelsFantasia く 3-8)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 48
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125012391

作品紹介・あらすじ

今は昔、冬大陸の小国ジントが鳳凰と共に、世界を制覇した時代があったという。だが今や弱小貧乏国。お飾り以下の鳳凰騎兵隊の隊長に任じられたモートは、一癖も二癖もある部下たちの世話に追われている。そこに降ってわいた祭礼費支給停止の報。このままでは閲兵式に参加できないと困ったあげくに、部下たちの提案で春大陸の大国へ盗みに入ることに。ひょんな思いつきが世界の存亡につながってしまい…。

感想・レビュー・書評

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  • 今年は予算がでなかった。
    しかし1ヶ月後にはお金がかかる式典が。
    そのために、とんでもない方法で
    お金を作る事に、した。

    考えるのもすごいですが、それを実行に移すのも。
    確かに、彼の実家が『何か』が気になります。
    なんでも屋? としか思えないw

    犯罪(?)はばれるわ、チャンスを得られたものの
    結局そうでした、という落ち。
    自国の王様は腰が軽いし、あちらの王様は短期。
    まぁそんなもの、と言われればそんなもの?

    しかし予想通りの弟、でした。
    そう見せかけて実は…という落ちもなく。
    兄の方はびっくり☆ でしたけども、あの口調。
    あれは女性に入っていたから??

    そして最初の人間って、人になった方が、じゃなくて
    かけらでも可、だったのにはびっくり。
    確かに文章に『開始』とありましたから
    一応あちらにも疑いをかけていましたが…。

    脱力する最後ではありましたが
    兄弟なんかはそんなもの。
    そして結局皆古巣へ。
    そんなものです。

  • かなり素敵な残念ヒロイン無双でした。いやすばらしい。人としてはとても愛らしいのに、恋愛細胞死滅…

    前2作がけっこう辛辣だったので覚悟して読んだら、ずいぶん幸せ度の高い作品だったので驚きました。まさかのハーレム。お兄ちゃんウザ可哀想。続くとしたら今度は親子対決でしょうか。

  • 新シリーズと思ったら単発とは、勿体ない。皆のおっかさんモートが終盤とてもおっかさんで(笑)面白かった。お兄ちゃんかなりブラコンだなぁ。好々爺なハロス王がお気に入り。世界の成り立ち、神の子の兄弟など世界観がやはり巧くて好き。

  • 前作よりおもしろかった!この1巻で完結というのが残念。もっと続けて活躍出来る登場人物ばかりでした。

  • 癖のありすぎる団員と流されまくるおっかさん。

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著者プロフィール

作 黒川裕子(くろかわ・ゆうこ)
大阪府生まれ。京都外国語大学学士、エディンバラ大学修士。2017年に第58回講談社児童文学新人賞佳作入選、『奏のフォルテ』でデビュー。小学生向けから中高生向けまで、幅広いテーマの児童書を執筆している。おもな作品に『天を掃け』『となりのアブダラくん』『いちご×ロック』(すべて講談社)などがある。千葉県市川市在住。

「2021年 『#マイネーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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