神託の子 上 - ナイトランナーIV (C・NovelsFantasia ふ 2-10 ナイトランナー 4)
- 中央公論新社 (2013年2月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125012407
作品紹介・あらすじ
新女王フォリアから冷遇され、密偵としての仕事を取り上げられる腐るサージルとアレク。久々に与えられた任務は、サージルが放逐された故郷ボークゼアサに滞在する、クライア王女を迎えに行くことだった。女王と王女の確執を知る二人は隠された意図を感じたもののオーリンネンに出発した。ゲドレのキアナリに護衛を付けてもらい、故郷に向かう途上、二人は森に潜む射手たちに襲われたのだった。待望の新章開幕。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
とにかくつづきが読めてうれしい
-
続編が翻訳されるとは思っていなかったので、すごく驚きました。
またこの世界に会えてうれしいです。
内容は今までより息苦しく陰鬱とした内容に思えました。
それは二人が早々に離ればなれになっているからかもしれません。
下巻も同時に出ているので一気に読めるのはありがたいです。
ただ、今まで3分冊だったのが2冊になっているので、
紙が薄くなってますよね。ペーパーバックのような紙でした。 -
待ちに待ったナイトランナーシリーズの最新作!
全作から5年?ぶりの刊行ですね。
もう出ないのではと半ば諦めていたので、いやー良かった!
先に英語の本書を読んでいるので内容は知っているのだけれど、浜名さんの翻訳で読むと登場人物の言動がまたひとつひとつ違った印象で、なんとも不思議で心地好い。
日本語ってなんて豊かで美しいんだろう。
このシリーズに限らず、外国語から日本語へ翻訳された文章を読むと必ず思うことなのですが、やはり今回もそうでした。
発売されて日が浅いので内容については触れませんが、アレクの男前っぷりは健在です。その分不敏なのも変わりありませんが。サージルもいつも通り…いや、それ以上?いじいじしてますが、やはり相変わらずといった感じ(笑)
なんか懐かしいな~と思いながらじわじわ読んでます。
続編も年内刊行とのことで、今からとっても楽しみ。 -
やった、続編出るー!!「来春」って聞いてたから思ってたより早くて、なおのこと嬉しい。
続きあるのに途中で終わってしまって無念だった。ハヤカワ読んでた時も思ったけど、翻訳ものってこういうのが怖い。
2013/01/17
今回も二人、特にアレクの囚われ生活は悲惨だな~。2部での拷問も強烈だったが、今回はひたすら気持ち悪い目に合わされてるというか。
物語の始まりからして無実の罪で牢屋にぶち込まれて拷問されて、近日中に奴隷に売り飛ばされる身からのスタートだったので、もうそういう星の下に生まれてきたということなのかもしれない。
フルエリンさんも次から次へとよく思いつくな。